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インフィニット・ストラトス ―蒼炎の大鴉―
サイコフレーム
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Hi-νにて始めて実装された特殊金属材[サイコフレーム]

金属粒子単位で埋め込まれたサイコミュチップが搭乗者の脳波を強力に感知し、ファンネルなどの制御をより精密に、敏感にする代物だ。

それは既存のサイコミュとは別次元の操作を実現し、さらに搭乗者の負荷を下げるまでに至った。

俺はサイコフレームをデルタカイに搭載するために本社に帰還していた。

サイコフレームは割りとあっさりデルタカイに搭載できた。さらに新兵装としてビームガトリングガン、ビームスナイパーライフル、シュツルムファウストを新たに獲得し、試験稼働をさせていた。

ビームガトリングガンをシールドに装着し、厚さ3mの金属板に斉射する。銃口から吐き出されたペレット状のメガ粒子は金属板を一瞬でズダボロの金属塊にさせた。

十分な威力だな。

続いてビームスナイパーライフルを右手に保持し、最大限距離をとって先ほどと同じ金属板を撃ち抜く。ビームは余裕をもって金属板を貫通した。

シュツルムファウストについては規格品として市場に出回っており、俺自信が以前使ってたので試験稼働はしなかった。

さて、やることやったし帰るか。

そのとき、社内に警報が鳴り響く。

「何事だ…」

「侵入者です。恐らくこのやり方はファントムタスク…」

「わかった。俺が迎撃に出る。他のISも動けるようにしておけ」

「は」

さて、あの女か…。そうだったら骨も残さず焼き払ってやる。

『侵入者は20人、うちISが2機います』

通信が入る。

「わかった。優先して撃破する」

廊下を動いていると、敵の1人が現れる。そいつはアサルトライフルを乱射しながら向かってきた。

「消えろ」

ビームサーベルを発振し、そいつを切り裂く。灼熱の刃はそいつの肉体を蒸発させながら真っ二つにした。

これであと19

センサーを最大で稼働させ、索敵する。このフロアにはISはいない。ただ、雑魚が2匹いた。

例え雑魚でも、無力な社員たちには脅威だ。

スラスターを細かく吹かしながら2匹を索敵、捕捉と同時にビームライフルで頭を撃ち抜く。

残り17

敵は上層フロアに集中、社長が狙いか…

ひたすら動き回り、サーチアンドデストロイの繰返し。出来上がっていく焼死体には目もくれず上層フロアに上がっていく。その過程で雑魚は全員処分した。残るはISだけ。

最上フロアの手前でISを捕捉できた。

2機ともラファール・リヴァイヴ。ただし何らかのチューンが施されているみたいだ。

「貴様ら、死ぬ覚悟は出来ているだろうな…」

「笑わせてくれるね。死ぬのは坊やの方よ」

2機が躍りかかってくる。

一方はアサルトライフル、もう一方は近接
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