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銀河英雄伝説<軍務省中心>短編集
禁酒令
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た。きっと上質なアルコールと、ザワークラウトの懐かしい味のせいに違いない。
「鍵はヴェストファル中将へ返却しておくように」
 飲み込んだ言葉のやり場に困惑し、仕方なく悔し紛れに小さな逆撃を加えてやると、フェルナーは目を見開いておどけたように敬礼した。オーベルシュタインは満足げに深く肯くと、赤いぶどう酒を丁寧な仕草で部下のグラスへ注ぎ込んだ。


(Ende)
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