暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×ダオス
第2話 オカルト研究部
[1/12]

[8]前話 前書き [1] 最後
「聞いているのだ。お前が強力な魔力を放っていた張本人かをな。」

私は強力な魔力を感じ取り、ガイと魔力を放っていた駒王学園の制服を着た女の前に姿を現し女に尋ねた。

「そうかもしれないわ。普段は魔力を隠してはいるんだけど、先は魔方陣を使っての移動をしたから魔力が溢れたのかもしれないわね。」
「本当にそれだけか?この男は私の友なのだが、今では人間には無いオーラを持っているがどういう事だ?」
「それは彼が、ガイが死ぬ時に私が彼に生きたいか尋ねたら、ガイは生きたいと答えたから、悪魔へ転生させて生き返らせたと言えば、信じてくれるかしら?」
「それは本当か?お前がガイを殺した後に、無理矢理に転生させた訳では無いのだな?ガイ、お前はこの女が言ってる事が嘘か本当かを知ってる筈だ。正直に話せ。」

私がこの女の言ってる事が本当なのかを確かめる為にガイに問い質した。

「イッセー。その人が言ってる事は本当だ。俺は悪魔では無く、天野夕麻。堕天使である彼女に殺されたんだ。ソコで彼女が俺に生きたいかどうかを聞いてきたから、俺は生きたいと答えたんだ。その後に俺は悪魔として甦った事で間違いないと思う。自分でも、まだ信じられない部分も有るけどな・・・」
「そうか。お前が言うなら嘘は有るまい。この女の言ってる事は信じてやろう。」

私はガイが話した事を聞く限りでは、ガイが嘘の証言をしたとは思えない。この女の言ってる事は本当らしいな。だとすれば、私が1ヶ月前に感じた凶悪かつ強力な魔力の正体は一体・・・
この女は悪魔だが、凶悪な魔力を放ってはいないからな。あの凶悪な魔力の持ち主は1ヶ月前に感じた時、以降はその魔力を隠しているのか感じ取れない。この女では無いとすれば一体、何者なのだ・・・

「今度はこちらが質問するけど、あなたは人間よね?」
「そうだ。私は人間で間違いない。」
「そう。でも人間にしては魔力の質が高過ぎるわね。私を簡単に越えているわね。はっきり言って魔王クラスね。あなたは本当に人間なの?」
「正真正銘の人間だ。悪魔や天使だったら、独特のオーラか何かを持っている筈だが?」
「それもそうね。あなたからは悪魔や天使が持つ様な匂いはしないわ。」

女は私の魔力が人間の比では無いので、人間では無く、悪魔か天使ではないのかと一瞬思ったらしいが、私がごもっともな事を言ったので、一応は納得した様だな。

「それともう一つ尋ねたい事が有るのよ。」
「そうか。一体何だ?」
「あなたはガイからはイッセーと呼ばれていたけど、イッセーという名前で間違いないのよね?」
「イッセーは愛称だ。私の名前は兵藤一誠だ。それがどうしたのだ?」
「そうなの。本当に間違いないのね。このハンカチ覚えているかしら?」

女が自分のポケットから一枚のハンカチを取り出し
[8]前話 前書き [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ