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バカとテストと白銀(ぎん)の姫君
第一章 小問集合(order a la carte)
宛藤堂カヲル 第二学年F対D 戦闘詳報
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作成 Dクラス参謀部
Fクラスとの対戦におけるDクラスの戦略と作戦についてのレポート。

事前準備
Fクラスと我がDクラスとの戦力比は約4:7の状態で開始されたものと予想し、戦力を配置。
(戦後坂本君に問いかけたところ遠からず、との答えが返ってきた。)
・階段を用いて他の階を経由してFクラスに突入する強襲案が出てくるも戦力が足りず、また部隊ごとの各個撃破を恐れ断念。
・Fクラスがこちらに勝つには奇襲を仕掛けてくるものと想定。守備兵力を多めに配置すべきとの案を採用。

当日
13;30試召戦争、戦端開く。
・正面から戦えばこちらが押し込むことが出きると判断し、短期決戦の為に渡り廊下の突破を計る。
14;04
Fクラス、吉井明久の(社会的な)命をかけた活躍により防衛線突破ならず。戦死11名との報告 対してFクラスの戦死は18名とのこと。
14;10
新校舎側に戦力を置き、波状攻撃を仕掛け敵が疲弊してくる終盤で一気に叩き込むという作戦を急遽採用、即刻伝達編成開始。
14;26
第一波(総勢19名)攻撃準備が整う、攻撃を開始。
14;49
渡り廊下から第一波撤退(戦死6名)、続けて第二波攻撃開始(総勢17名)。
15;03
第二波撤退(戦死7名)、第三波(総勢20名)攻撃開始。
15;23
第三波撤退(戦死1名)、第四波を編成するもその次の第五波で切り上げる方針が決定。
15;28
第四波より渡り廊下の敵防衛戦に一端穴をあけることに成功との報告あり。即時に第五波と新校舎階段守備隊と本陣守備隊の一部に攻撃命令を伝達。
回復試験受験者も終わり次第参戦せよという命令発布。
本陣も連動して前線へとゆっくり移動開始
15;30
銀髪女子の召還獣が機関銃を乱射しているとの報告あり。
一気に四人戦死との報告。
15;32
渡り廊下にFクラス代表突出、足掻きに出たと判断し味方本陣を新校舎階段前へ設営
15;33
Fクラス奇襲部隊、本陣へ突入開始 本陣の戦力が封じられる。
15;34
Fクラス姫路により本陣壊滅、代表も討ち取られ即刻戦闘終結。

敗北の原因
・敵戦力の見誤り 具体的に妃宮と姫路という二強の存在を知らなかった。
・波状攻撃を最初から仕掛けるべきだった。計算上最高で八回までは保証できた。後は回復試験次第でどうとでも出来たと予測できる。
・Fクラス代表が突出したからといって味方の本陣を前線に進めた。
→恐らく進めなくとも本陣壊滅までの時間がもう少し遅れたぐらいだろう。

次回の為に
・波状攻撃はどのようにすれば巧くつなげられるか。
・二強(一部でWP(二人の姫)との呼び名が発生)の封じ込め。
→Aクラスと戦争を行うならどうすべきかの研究に通じるだろう
・本陣のありようを考えるべき
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