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転生赤龍帝のマフィアな生活
二十七話:自分の身の為に
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ていたので
人の事は言えなかった。

というか教会は悪魔相手にその程度の対処でいいのか?
あれか?教会もイリナが抑えられないからもう勝手にしてくれってことか?
職務放棄してんじゃねえよ、カス共が!!!!!
おかげで俺が大変な目にあっちまってるじゃねえか!!!??カッ消すぞ!!!!!
くそっ!!とにかくこんなもんさっさと終わらせてやる!!!





「さてと……一誠、紹介してもらえるかしら?」

リアス・グレモリーがかなり険しい顔をしながらそう言ってくる。
まあ、教会側から悪魔に接触―――交渉に来るなんざ普通は考えられねえからな。

「聖剣使いの紫藤イリナとゼノヴィアだ……エクスカリバーのな。」
「「「っ!!?」」」

エクスカリバー、俺がそう言った瞬間にリアス・グレモリー達は驚いた表情に変わる。
そして木場祐斗は―――

「…………………」

ただ憎悪の表情を浮かべて黙っている。
……ちっ、最悪喧嘩をふっかけて来るかもな。
別に木場祐斗がイリナに咬み殺されるとしても俺にとってはどうでもいいんだが、
最悪ムカついたイリナが俺にまで喧嘩を売ってくるかもしれねえ。
別に負ける気はしねえが、イリナの相手は疲れるからな……精神的に。

まあ、出来れば戦いたくねえのが本心だ。
だから木場祐斗には今は大人しくしてもらわねえといけねえんだ。


俺の平和の為に!!!


(なぜです、我らが王よ!!?イリナたんに冷たい目で罵倒されながら咬み殺されると言う、究極のお仕置き(ご褒美)をなぜ頑なに拒否されるのですか!!!??)
(そんなのが欲しいのはてめえらだけだよ!!!??)

そんな奴らてめえら歴代赤龍帝(マゾヒスト・ヴァーサーカーズ)以外にはいねえよ!!!!!



「ふふふふ、あの紫藤イリナというお方も素晴らしいですわ……はっ!!いけませんわ!!!私は一誠様にこの身を捧げていたぶってもらうと決めたのです!!!心変わりなどあってはいけませんわ!!!!!」



最近よく幻聴が聞こえるな……疲れてるのか?
今度クロームの膝枕で存分に癒して貰おう。うん、そうしよう。
さて、そうと決めたら話に戻るとしよう。

「……それで、どうして聖剣使いが私達と会談に来たのかしら?」
「簡潔に言おう、私達が所持しているエクスカリバーが堕天使に奪われた。」

ゼノヴィアの言葉に驚愕の表情を見せるリアス・グレモリー達。
まあ、普通に考えたらかなりやばいことだからな。
姫島朱乃もかなり複雑そうな顔をしている。まあ、あいつは父親がカラスだからな。

「それは一体なぜなのですか?ゼノヴィア殿。」

いち早く復活したバジルがゼノヴィアに質問する。まあ、あいつも元は教会に出入りし
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