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旧エクリプス(マブラヴ オルタネイティヴ編)
第04話 モビルスーツ
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で、核兵器に変わるCL爆薬搭載の多弾頭ミサイルや多連装ロケットランチャーは、非核保有国には興味を示しています。火石を使った武器の開発は目下研究中です。』

「それで良い。ソ連や中国には、第3国を通して販売すれば良い。豪州(オーストラリア)は、未開発地域を買収して一気に農業生産国とする。アフリカや南アジアはEUの様に統合して、国連での発言権をます。米国と欧州は買収した企業を含めて、ロビー活動をする。また今整備中のインターネットを通して各国の情報をリークする。」

光輝がルカの発言を容認して、追加要件を述べた。

『私からは、NPOの準備状況です。来たるBETA侵略に備えて国連との窓口を開きました。一部は国連から援助物資を発展途上国に、輸送を開始しています。』

プロトが、NPOの報告をする。

「後は伊豆諸島と小笠原諸島のギガフロートが完成してからだな。食物用プラントが完成したら、順次余剰分を提供する。それまでは国連と発展途上国にネットワークを作っておいてくれ。それと軍事プロバイダー会社を準備してくれ。」

光輝が返事をする。

『分かりました。避難民の護衛の為ですね。国連に根回ししておきます。』

プロトが最後に意見を述べて、打ち合せは終った。

Sideout

■西暦1972年 1月20日
エクリプス・アメリカ社、試作モビルスーツを発表。

■西暦1972年 4月 1日
欧州、EU統合及びNATO軍再編。
異星起源種との戦争という状況に後押しされる形で、EC(欧州共同体)がEU(欧州連合)へ発展。

■西暦1972年 6月 7日
米国、同盟各国に試作戦術機の存在を公表。
政府の情報公開を受けて、開発メーカーであるマクダエル社が、同盟各国に売り込みを開始。しかしエクリプス・アメリカ社のモビルスーツが性能が上で価格も安い為、米国と一部の同盟国のみ試験導入となった。

■西暦1972年 8月 1日
エクリプス・アメリカ社、マクダエル社の株を公開買付けすることを発表。即日エクリプス銀行はエクリプス・アメリカ社に大口融資することを発表。

■西暦1972年 9月20日
エクリプス・アメリカ社がマクダエル社の株を51%保有したことを公表。
この世界でM&A最大の買収金額の事例となった。
日本は新型兵器F-4戦術機ではなく、モビルスーツの導入を検討。
メーカーへの要求仕様の検討に入る。日本機専用装備として近接戦用の長刀を発注。

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