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アラガミになった訳だが……どうしよう
夫になった訳だが……どうしよう?
59話
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いえ、たまには私も運動しなければなりませんからね。任務を受けようかと思いまして……あ、当然ですが身分証明書は博士から支給されています」
ジルはドヤ顔で自分の身分証明書を俺に見せつける。うわぁ……我が娘ながら殴りたくなる笑顔だな、おい。
それにしても仕事が早いなサカキ、一日の内に用意するってどういうことだ?
「と、言う訳で私の付き添いお願いしますよ?」
「ああ……そういうことか。別に構わんが、イザナミじゃダメなのか?」
「お母様は今ソーマさんに用事があると言って不在なのです」
……ああ、シオ関連か。
「レオも博士の検査で動けませんし、今現在私は暇なんですよ」
「ああ、さいで。じゃあ、適当に見繕うとしよう」
俺は受付に向かい受注可能な任務の一覧を見せてもらい、幾つか受けることにした。
「ヒバリ、この二つを同時に受けさせてもらうぞ?」
「構いませんが……えっとジルさんを連れてですか?」
「ああ、不安なのは分かるが、ジルは既に実戦経験があるし俺もいる。この任務でそこまでの危険な状況になることはないだろう」
「そうですね……マキナさんの実力を疑うわけではないんですが、万全を期すためにもう三人で行ってください」
「あと一人か……そうだな、アリサかコウタどちか一人はいけるか?」
「少々お待ち下さい……アリサさんは別の任務ですが、コウタさんが今現在任務はありませんね」
「じゃあコウタを頼む」
「はい、分かりました」
コウタならジルのアラガミの腕に関しても何も言うまいし、技術的にも大丈夫だろう。
さて、それでは娘の初の公式戦といこうか。








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