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旧エクリプス(銀河英雄伝説編)
第02話 闇の左手
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■帝国暦454年11月10日
静止衛星を6基打ち上げる。熱光学迷彩を施した、ロケットで水素バールンで高層圏まで運び、そこで切り離しを行い最小限のロケット推進で、静止衛星起動に乗せる。勿論、静止衛星も熱光学迷彩を施しており、識別されることはない。また、高度のAIを搭載しており、他の衛星との衝突も回避できる。また帝国静止衛星軌道上の近くの為、艦船の航海禁止エリアに当たる。電波を探知されないよう、ニュートリノ通信である。

■帝国暦454年12月 6日
エクリプス社にマザーコンピュータを設置。
量子電導脳の1,200倍もの能力を持つスーパーコンピュータである。

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