暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos41義のマテリアルF/炎壊の報復者〜Flamme The Revenger〜
[1/10]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
†††Sideアリサ†††

変なお姉さんと遭遇して、世界の危機云々って話を聞いたすずかの居るとある無人世界へ、調査班の護衛としてあたしとシャルは赴いた。そこでそのお姉さんの発した妙な反応ってものを調査していたところで、海鳴市のアリシアから通信が入った。
そして聞かされた話、見せられた映像の内容は、3ヵ月ほど前に“闇の書”の闇に復活を企んだあのマテリアル達が現れたものだった。しかも、以前あたしが倒した“律”のマテリアルが挑戦状を叩き付けて来た。

(まったく。前回の屈辱を晴らす、だなんて・・・無茶なことを)

ま、そんな挑戦を受けちゃったし、なにより“闇の書”事件の関係者ってことであたしとすずかとシャルは、護衛の交代班とバトンタッチして一旦海鳴市へ。そこですずかが出会ったアミティエさんの捜索をなのはチーム、マテリアルの捜索をはやてチーム、んでマテリアルと一緒に何かを企んでいそうなキリエさんの捜索を、あたしとフェイトとアルフの3人で行うことなった。

「つっても全然捉まんないわね〜、範囲広過ぎよ・・・!」

キリエさんの反応を追って無人世界へとやって来たあたし達は今、その範囲の広さからして散開して捜索中。

「フレイムアイズ、飛行制御しっかりね!」

≪それを言うの何回目だよ、アリサ。俺はお前のデバイスだ。そんなヘマなんかしない≫

あたしは今、空を飛んでる。とは言っても飛べるだけで空戦なんて出来ないけど。この数ヵ月、シャルと一緒に飛行魔法を練習し続けてきた。そうしたらさ、シャルだけまともに飛べるようになって、しかも限定的な空戦も出来るようになって。あたしは未だ羽虫クラスの飛行しか出来ないわよ。あっちにフラフラ、こっちにフラフラって具合にね。

「しょうがないでしょ。こんな場所で墜落なんかしたら、絶対に死ぬわよ・・・!」

眼下に広がるナイアガラの滝の超進化版のような複数の大滝。そんなところに落ちたら一溜りもないわ。だから5分に1回、飛行制御を怠らないように“フレイムアイズ”に言っておかないと。

≪まったく。初めて俺を起動した時から飛行魔法を諦めずに練習していれば、こんな哀れにならなかったのにな≫

「哀れとはなによ、哀れとは! 飛行魔法ってかなり難しいモノだってこと、知ってるんだからね!」

なのは達は当たり前のように飛んでいたから、飛行魔法は魔導師になら誰でも使えるものなんだ、って始めの方はしょげてたけどその実、陸戦魔導師の方が多いってことを知った。そう、飛べない人の方が圧倒的に多いのだ。

≪それは違うぜ。難しいのは空戦スキルであって、飛ぶこと事態は簡単――初級の最後の方なんだよ。それなのに魔力量にも恵まれていて、さらに師事できる友達が居るっていうのに――≫

「う、うるさいわね! ええ、怠
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ