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アラガミになった訳だが……どうしよう
夫になった訳だが……どうしよう?
57話
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こちらを見てきた。
うーむ、なんで褒めながら不満げなんだ?俗に言う反抗期か?
「不満ではないんですが、こうも美味しい物を出されるとなんというか女性としてのプライド的なものが……」
「あはは、プライドも何も姉さんそもそも料理ド下手じゃないっ!?」
「レオ、それ以上は言わなくていいの。それとドも付けなくていい」
ジルの肘打ちがレオの脇腹に突き刺さり、レオは地面で脇腹を抑えながら悶えている。
脛の蹴り方といい肘打ちといい、ジルは何かしらの武術なりなんなりをやっていたのか?
「じゃあ、帰ったら私が教えてあげるよ。それでいいかな、ジル?」
「あ、お願いします、お母様……って、え?帰ったら?」
「あれ?言ってなかったっけ?用事はもう済んだしあとは極東支部に帰るって」
「言ってないぞ」
「言ってないよ」
「言ってないです」
「……三人とも仲良いね」





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