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とあるの世界で何をするのか
第九話  今後の展開を考えて下準備 その2
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るのかは、6月上旬に分かるとして、禁書目録のほうは小説ベースでもアニメベースでも開始が夏休み前日の夜で、実際にインデックスが出てくるのは夏休み初日の朝なので、開始日に関しては特に考える必要が無いだろう。

 禁書目録のほうで考えないといけないことは、やはり魔術。この世界の魔術に関することは知っておかなければならないだろう。

(シェーラ、この世界の魔術に関しての調べはどの程度進んでる?)

(はい、最初に大まかな部分を調べて、現在は十字教に関する部分を重点的に調べています)

(なるほど、それなら当面は十字教のイギリス清教に関して調べて欲しい。禁書目録という存在に関してと、インデックスという少女について重点的に頼む)

 『禁書目録という存在』と『インデックスという少女』は基本的に同じなのだが、俺は『禁書目録』のほうを『10万3千冊の魔導書の記憶と、首輪や自動書記(ヨハネのペン)などの枷』という意味で使い、『インデックス』のほうを『一人の少女』という意味で使っている。

(はっ、かしこまりました)

 やはり禁書目録のストーリー上、魔術側として最初に重要になるのは、インデックスの所属するイギリス清教だろう。出来ればインデックスに付けられた魔術的な枷を最初の段階で全て取り除いておきたいところだが、その後の展開にも大きく影響を及ぼす部分でもあるので慎重に運びたい。その為にはインデックスに掛けられた枷を正確に把握することと、魔術界でのインデックスの禁書目録としての立ち位置というか、位置付けのようなものを正しく理解しておく必要がある。

(騎龍、そのインデックスっていう少女、現時点でこの街に居る)

 そこでアリスからインデックスについての報告をうける。原作の小説はアニメ終了後になる15巻ぐらいからしか読んでないので、インデックスが学園都市に来た時期は知らなかったのだが、すでに居るなら直接調べることも出来そうだ。

(そうか、ありがとうアリス。それならシェーラ、禁書目録について……いや、インデックスに付けられた枷についてを最優先でたのむ。近いうちに聖人がこの街に入ってくることは間違いないはずだから、それについての報告は後回しでも構わないというか、しなくてもいい)

 シェーラから聖人が学園都市に入ってきたという報告は受けていないので、神裂さんはまだ学園都市の外に居るのだろう。恐らく学園都市の近くに居るという聖人が神裂さんのはずだ。そして、すでにインデックスが学園都市に居る以上、そう遠くないうちにステイルと共に学園都市へ侵入してくるに違いない。

(了解しました、最優先で取り掛かります)

(頼むぞ)

(はいっ!)

 シェーラが勢い良く返事をする。すぐにシェーラの気配が周囲から消えたので、恐らくイギリスに
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