第二十五話：互いの証の為に
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「俺達だって負けられねえ！！会長の夢のために俺たちは絶対に負けられないんだ！！！」
シトリー先輩の笑われた夢が間違ってないことを示すためにこいつらは戦ってるんだな……いい覚悟だ
「それがお前の証か……強い意志だな、でもな、俺も負けられないんだ！！守ってやりたい奴のために俺は負けられないんだ！！！それが俺の証だ！！！！！」
「うるせえ！！！それでも俺達が勝つ！！！行くぜ！！！」
「ああ！！禁手（バランス・ブレイカー）！！！」
『諸刃の剣』を発動する、体の事を考えて50％しか出せないがしょうがない。
「ラインよ！！！」
匙の声と共に幾つものカメレオンの舌のようなラインが伸びてくる、あれは確か相手の力を吸収できるタイプの神器だったな、引っ付かれると面倒だな……匙から狙うのがいいだろうな
一気に回り込みラインのまだ来ていない匙の背後に付く
「蒼破―「私を忘れないでよね！！」―くっ！！」
図ったかのような花戒の攻撃を何とかバックステップで躱す…テクニックタイプ同士が組むと流石に隙が無いな……
「助かったぜ花戒！！連携で一気に押すぞ！！！」
「うん！！」
挟まれたか……でもその程度じゃ俺は倒せないぞ？
まず襲ってくるラインをわざと剣に絡ませてそれを投げ飛ばしラインの軌道をずらす
「なにっ！？」
そしてそれによって匙の攻撃がなくなった一瞬の隙を突き、後ろ向きに大きく飛び上がり空中から花戒に向かって激しい銃撃を浴びせる
「レクイエムビート！！！」
「うそっ！！？」
ある程度ダメージは負ったみたいだけどまだ普通に動けるな……やっぱり一筋縄にはいかにないな
「大丈夫か、花戒？」
「うん、大きな傷は負ってないわ―「話している暇があるのか？」―しまっ！？」
隙を突き花戒を斬りつけようとするが今度は匙のラインに巻き付けられてしまう
「食らえええっ！！！」
慌てて投げ飛ばそうとするがその前に匙がラインごと俺を吹き飛ばす
俺はそのまま野菜売り場に叩きつけられ盛大に野菜を吹き飛ばしてしまう
「あーあ、せっかくの野菜が台無しだな」
「……何でトマトをかじりながら出てくるんだよ？」
「回復ですけど、何か？」
「ふざけてるの？」
ものすごく呆れた顔で見てくる二人、まったく失礼な、俺の体の半分はトマトで出来てるんだからトマトの補充は欠かせないんだよ
「ルドガー先輩いいいっ！！！」
「くそっ！！もうギャスパー君が戻ってきたのか！！」
よし！！これで一対一で戦える、こっちが有利になるな
「ギャスパー俺は匙と戦う、花戒は任せた」
「了解ですうううっ！！！」
「まずいわね……匙、私に考えがあるんだけど」
「なん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除