暁 〜小説投稿サイト〜
東方喪戦苦【狂】
十一話 ベット(賭け)とガチホモ
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
チリーンとベルが鳴った。

「さあ、ベット(賭け)を始めます。」
ディーラーが賭けの開始をプレイヤーに伝える。

「赤。」
一番最初に言ったのは、俺だ。

テーブルの上に出したチップの数は黒のチップが25600枚。

「おい…九回目だぞ…」
ざわざわとその賭けを見ていたギャラリーがざわめく。

相手のプレイヤーは、声を荒げて叫んだ。
「黒だ!!」

相手のチップは、色々なチップが沢山ある。

ディーラーがホイールを回転させ、ホイールと反対方向に回るようにボールを投げ入れる。

「ノー・モア・ベット」とベットの終了をディーラーが宣言した。


ディーラーやギャラリーの目が回っているルーレットに釘付けになった。


そのうちボールは、ゆっくりと赤の7に入った。


ギャラリーからは、「おおっ!!」と声が上がり

ディーラーが外れたチップを回収し、的中したベットに対して配当を行う。


「くそッたれ!!お前!!イカサマしているなッ!?」
相手のプレイヤーは、机を叩いて抗議した。


「なにいってんだ。ディーラーは、もう三回交換して、ホイール(回転台)もついさっき交換したじゃないか。」

俺の反論に相手のプレイヤーは叫んだ。
「うるせぇ!!九回連続で当たりだぞ!?まるで次出る目がわかってる見てえじゃねぇか!!」

相手のプレイヤーは、鋭い眼光で俺を睨み付けた。

「まず仮に仕込んでいるとしても、見抜けなかった奴が間抜けなんだよ。」
俺の反論に相手のプレイヤーは、ますます怒った


「次でラストだ!!持ち金全てベットしてやる!!お前も全てベットしろ!!」

「いいよ。オーケーだ。」
全てのチップをテーブルの上に置いた。

ギャラリーが沸き上がった。

再びディーラーが賭けの開始をプレイヤーに伝える。
「さぁどうしますか?」


「赤の23」
今度は色だけでは無く、数字を一つ答えた。

ギャラリーから驚きの声が漏れた。
「この状況でインサイドベット!?」
「しかも…1目賭け…」
「一目賭けの配当は…」



「36倍…」




相手プレイヤー、ディーラー、ギャラリーの全員が息を飲んだ。



「くそったれがぁぁぁ!!俺をなめやがって!!いいだろう俺が賭けるのは…黒の35だ!!」

ギャラリーから感嘆のこえが上がった。




ディーラーは、震えた手で、ホイールを回転させ、ボールを投げ入れる。



そして再び「ノー・モア・ベット」とベットの終了を宣言した。


全員の目は、ボールに集中した。



ボールが落ちたポケットは…











「赤の
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ