暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディケイド 〜覇者の帝具〜
襲われた特殊警察 〜中編〜
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でいった

「え…」

侵入者が剣を抜きながらこっちを見る

「セリューユビキタス、クロメ…
貴様ら…見ているな!」

男が消えたかと思うと、
いつの間にか後ろにいた

「ハァッ!」

男が両手の剣を振り下ろす
間一髪、クロメはよけることができた
だが、セリューは
ライフル銃をまるごと切り落とされていた

「くっ…コロ!」

セリューが叫ぶと
ヘカトンケイルが戦闘モードに入った
巨大化し、鋭い歯が口の中に広がる
準備が終わると、ヘカトンケイルは
男へと飛びかかった

「私は犬が嫌いなんだ…
人間に媚びへつらって生きている犬が
大嫌いなんだ!」

そう言って飛びかかってきたヘカトンケイルを
蹴りで吹っ飛ばす

「グルルルル…」

ヘカトンケイルはすぐに体制を立て直す
だが、男はさっきの場所にはいなかった

「黒ひげ危機一髪の時間だ!」

男がそう叫んだ瞬間、
ヘカトンケイルの周りに大量のナイフが現れ、
すべてが体を貫く

「グウウウウウ…」

ヘカトンケイルが苦しむような声を漏らす
ナイフがあまりにも多すぎて、
動けないようであった

ズダン!ズダン!

銃声が聞こえてくる
セリューだ
残っていたもう片方の腕も切り落とし、
中の銃を使っていた

「正義は、勝ぁぁぁぁぁつ!」

そう叫びながら銃を乱射していた
だが…

「全く、うるさいおもちゃだ」

男はそう言って
セリューの両腕をさらに切り落とした

「子供はおとなしく寝てろ」

そう言ってセリューを思い切り蹴飛ばす
今ので、しばらく再起不能になるのはすぐにわかった
ヘカトンケイルも動きを止めていた

「クククク…死体人形か…面白い」

男がそう言って振り向く

そこには、クロメと
クロメの帝具、八房によって
死体人形に変えられた兵士達の死体いた

「あなたがたくさん殺していたおかげですぐに集まってくれた」

クロメが男に告げる

「馬鹿だな…さっきの見ていただろ?
数が多ければいいというわけではない」

そう言って男は向かってきた死体人形を
切り捨てて行く

8体目を切り捨てた男が言う

「なるほど…こいつらはただの囮だったということか…」

男の後ろに
八房を構えたクロメが
急接近してきていた

「あなたの首をもらう」

クッキーを加えながら
クロメが言う

「呆れたよ…そんなので倒されると思われたとは」

八房の歯が首に触れようとする瞬間、
男は恐ろしいスピードで回し蹴りをした

「グフッ…」

八房がその場に落ち、
クロメが吹っ飛ぶ
宮殿の壁に叩きつけられる

その衝撃でボ
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