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ハイスクールアーマードライダー
第二話 駒王学園
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なかったのかよ」
「其れ位はできたってことなんじゃない?まぁ、そろそろ時間だし、行こっか」
「それも、そうだな。よし、行くか」



場所は変わって駒王学園、結構でかい高校だ、家からもそんなに遠くはないから、とても楽だ。
理央と一緒に登校していると、何故か怨みの視線で見てくる男子が三人いた、まぁ、理央はロリ系美少女だから、大方俺が一緒に歩いているのが憎いのだろう。
まぁ、関係無いことだが。

理央と別れて職員室に行って、転校するにあたっての色々な話を聞かされ、その後に自分が所属することになる教室の前までやってきた。
理央と同じクラスに慣れれば良いのだが、まぁ、期待しないで待っておこう。


ガラガラガラ〜〜


「はい、お前ら〜席に付けよ〜今からホームルームを始める、その前に転校生の紹介だ、高梨〜入って来い」
「こんにちは、この度、親の都合でこの街に引っ越してきた、高梨桐葉です、これから宜しくお願いします」

パチパチパチパチ


どうやら、受け入れてもらえた様だ、だが、一部の男子からは、恨みがましい視線が、俺に降りかかる。
あれか、昔からイケメン、イケメンと言われてきたが、俺よりイケメンな奴らはたくさん居た、だから、俺の顔は普通だと思うんだが、まぁ、他の人からみればそうなんだろう、気にしない方向で行くか。
それに、教室を見回していると、手を小さく振っている、理央と目があった。
どうやら同じクラスに慣れた様だ。
だが、一つだけ気になることがあった、教室の隅に座っている、明らかに転生者っぽい見た目の奴が居た。
他とはどこか違う雰囲気を醸し出しており、そこの空間だけ異質だった。
まぁ、十中八九、転生者だな。
まだ原作は始まっていないから大丈夫だとは思うが……。
注意しておこう。


「高梨は、う〜ん、そうだな、兵藤の隣で良いだろ」
「はい、分かりました」


先生に指示され、兵藤と言う男子の隣の席に座る、すると、またあの視線をぶつけてきた、どうやらこいつがさっきの視線の中の一人の様だ。


「これから宜しく、兵藤」
「………あぁ、宜しくな、高梨ぃ」
「辞めろよ、そんな視線ぶつけられても、俺はノーマルだから、お前の期待には答えられないぞ……?」
「何の期待だよ?そもそも俺はノーマルだ!!!決してそんな趣味じゃねぇ!!!」
「冗談だ冗談、まぁ、これから宜しくな」
「お、おぉ。宜しく…」
「おいお前ら、私語は慎めよ〜」
「「すいませんでした」」
「ん、宜しい、あぁ、兵藤、お前高梨に色々とこの学園のこと教えてやれよ、まだ、何もわかんないだろうから」
「りょ、了解しました」
「あぁ、あと変態三人衆、高梨に変な事教えたら、職員室な、これ、決定事項だから」
「「「ちっ!」」
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