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【短編集】現実だってファンタジー
俺馴? 外伝2-3 [R-15!]
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うシミュレーションしても対象を薬物で丸め込むのは難しそうです。以上、エレミアさまからの演繹シミュレータ結果でした≫
≪あー、それってどっちかというといりこの方に多大な問題があるんじゃ……つーかアタシら3人がかりでもいりこを止めれないって明言されちゃってんだけど≫
≪はらひれほろふりゃぁあ〜……わ、わたひには刺激が強すぎる内容でしたにぃ〜……≫
「どう考えても一番恥ずかしいのは私でしょおッ!?」
≪≪≪確かに……≫≫≫
「うううう……うううううううーーーっ!!」

激しく納得できないが素直に返事を返されるとそれはそれで受け入れがたいがために地団太を踏むが、こちらの両親に不審がられる事はない。この部屋は神秘術で防音対策も完璧なのだ。
一度通信相手の友人三人をはっ倒したい衝動に駆られたいりこだったが、流石に3人同時に空間攻撃は”疲れるから”止めた。……疲れるという点に目をつぶれば、3人より遙かに神秘術の才能に恵まれた彼女ならやって出来ない事はないのだが。これでも実は稀代の神秘術師なのだ。さざめの所為であまり活かせてはいないが。

――彼女たち「NDXナンバーズ」が来た”向こう側”で、自立意思を持ったコンピュータ「エレミア」は最高の性能を誇る。その演算能力は最早完全に人知を超えており、シミュレーションに至っては一定環境下に絞れば未来予知に等しい精度を叩きだす。彼女たちはその機能を借りて、「さざめを薬物によって籠絡してプランを次の段階へ進める」という試案をシミュレートしていた。

だが何度条件を変えてシミュレートしても、どんなに変な角度から洗脳を施そうとしても、はたまたいりこの人格を変えてシミュレートしても最後は必ずさざめに全て露呈してしまうという結果が弾きだされたのだ。

「折角サクマ様経由で無理してエレミアのお力を借りたのに……どぉしてそこまで状況を膠着させるの!?さざめくんの馬鹿ぁぁぁーーーーッ!!」

ちなみに先ほどのが最も長くさざめを誤魔化したシミュレーションである。
光明が差したかと思われた「星の意思観測計画」、再び頓挫。



ちなみにシミュレーションのその後は、さざめがいりこにあれこれ説教をしまくった挙句に何だかんだで「もしもの時は……面倒見てやるよッ!」とツンデレ気味にいりこを赦してくれるという内容だったりするが、恥ずかしさに耐えられなくなったいりこが「私、こんな子じゃないもん!」とデータを全消去したため、日の目を見る事は無かった。
 
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