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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ALO
新たな旅立ち
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死のゲーム・ソードアート・オンラインからログアウトして既に一ヶ月程度過ぎようとしてた頃、それは唐突に訪れた。

『マスター?何してんの?』
スマホからMHCPであり、彼ーーーーーー天城来人の娘・ストレアが話し掛けてきた。
「んー?バイト探し?」
そういって、この家の主・天城来人は言った。
天城来人はこれでも大学生なのだが、ソードアート・オンラインに巻き込まれ、大学を出れる出れないに関わらず経済的にも技術的にも苦労している。
しかも、大学自体は既に退学?扱いがなされており、今更学校行こうが行かないが高校卒業の肩書きさえあれば、社会に溶け混むのは訳無い。が、彼がそれをしない理由。それが、彼の父親だった。
「親父はバイトしてでも大学通えって煩いんだ。本当に、人を道具としか見てねぇよな………」
ソードアート・オンラインの中の方がまだマシだった、と来人が言うと、スマホにメールが送られてくる。
「メールか、差出人は?」
『あ、うん。………えーっと、差出人は菊岡さんだよ』
「………菊岡さん?何であの人が俺にメールを寄越して来た?まぁ、いいや」
スマホを手に取り、メールを開く来人。それを見ると、すぐに出かける準備をした。
メール内容はーーーーーーSAOの事についてだった。





























「やぁ、待たせたね天城君」
「そっちが呼び出しといて何だ」
「まぁまぁ、ここは僕が持つから何でも頼んでよ」
「断る」
俺は丁重に断る。
「んで?こんな騒がしいカフェに呼び出ししてSAOの事を話すのか?」
「厳密にはSAO自体についてだがね」
菊岡は注文したコーヒーを一口飲み、言う。
「実は………SAOがクリアされたにも関わらず、今だに全国で約三百人のプレイヤーが目を覚ましていないらしい」
「……何?」
それは予想もしてない返答だった。
「待てよ。茅場先生は確かに全員をログアウトさせたぞ!?何故ーーーーーー」
「それは僕にも解らない。確かに君の言う通り、アーガス違い五階にあったSAOサーバーは完全に初期化はされていた。しかし、プレイヤーは目覚めない。そこで、僕らは独自で動き、このゲームにたどり着いた」
すると、鞄からゲームパッケージを俺の方へ押しやる。ゲームタイトルは………アルヴヘイム・オンライン。
「……何故このゲームに突き当たった?」
「そう。疑問に思うだろう?だが、次にこれを見てくれ」
次に取り出したのは一枚の紙。それを俺の前に置く。すると、俺は驚きを隠せなかった。
「これ………アスナじゃねぇか!?」
画像は荒いが間違い無い。これはアスナだ。
「どう言うことだ、菊岡!!」
「先程渡したゲーム………あれ、実はレクト・プロ
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