暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第16話 ラストVS.ゴルゴッチ 魔剣デカログスの力
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そうだあたし達の荷物!」

ルーシィは荷物も無事なのか確かめに行くと

元通りになったボボの墓の前に座っていた村長が立ち上がる

「村を元に戻してくれたのはあなた方ですかな?」

「い、いやそういう訳じゃ」

「それについては感謝してます、しかし魔導士殿!!一体いつになったら月を壊してくれるんですかな!!!」

「そ、村長さん落ち着いて・・・」

ラストが村長を宥めるがボルデージが収まりそうにない

見かねたエルザが声をかける

「月を壊すのはたやすい」

「ほが!?」

「オイ・・・とんでもねえ事しれっと言ってるぞ」

「あい」

村人が集められ、エルザが情報を整理する。

「確認しよう、君達は紫の月が出てからそのような姿になったのだな?」

「正確にはあの月が出ている間だけこのような姿に・・・」

「話を纏めるとそれは3年前からということになる。」

「確かにそれくらい経つかも・・・」

推理を述べながら、エルザは歩き出す

「しかし、この島では3年間毎日月の雫(ムーンドリップ)が行われていた。」

推理に夢中なのか

「遺跡には一筋の光が毎日のように出ていたはず」

不自然に敷かれた藁を踏んでしまい

「きゃあ!?」

落とし穴に落ちてしまった

「お、落とし穴まで復活してたのか・・・」

「きゃあって言ったぞ・・・」

「か、かわいいな・・・」

「あたしのせいじゃない!あたしのせいじゃない!!」

ルーシィが嘆いている間に、エルザは素早く落とし穴から這いあがった。

「つまりこの島で一番怪しい場所ではないか」

「な、何事もなかったかのようだぞ」

「た、たくましいな・・・」

「なぜ調査をしなかったのだ」

本題を聞かれ、村人達がざわめく。
質問に答えたのは村長だった

「そ、それは村の言い伝えであの遺跡には近づいてはならんと」

「でも、そんな事言ってる場合じゃなかったよね。死人も出てるしギルドへの報酬額からみても」

ルーシィの指摘に、更に村人がざわつく

「本当の事を話してくれないか?」

しばらく沈黙が続き、村長は重い口を開ける。

「それがワシらにもよくわからんのです。正直あの遺跡は何度も調査しようとしました。皆は慣れない武器を持ち、ワシはモミアゲをバッチリ整え何度も遺跡に向かいました」

「モミアゲは関係ないんじゃ・・・」

村長のモミアゲが光り、ラストはツッコミをいれた

「しかし近づけないのです。遺跡に近づいても気が付けば村の門、我々は遺跡に近づけないのです」

村人全員が、遺跡に近づけない。

それにはナツ達も驚くほかなかった

「ど、どういう
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ