暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー龍騎【13 people of another】
Part One.
First chapter.
第5話
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
は、絶対に
あの人
(
・・・
)
だった……なんで間違えたんだろう……服装とか全然違うしあの人より断然貧弱そうだし……)
「おい、ナナ聞いてるか?」
「あ、ごめんなさい」
ナナが城戸から目を逸らすと車の窓の中で戦う龍騎とライアを視界に捉えた。
「城戸さん。先に行っててください」
「は?なんで……?」
「トイレです」
───…
ミラーワールドでは龍騎とライアがモンスターとの戦いを繰り広げていた。
「テメェ!逃げんなコラ!!」
モンスターは龍騎とライアからちょこまかと逃げていた。あっちに行ったと思ったらこっちへ、そっちへ行ったと思ったらあっちへと……いつもこのせいであっという間に9分55秒が来てしまい時間切れとなってしまうのだ。
モンスターを見失った二人は足を止める。龍騎は先ほどまで全力疾走をしていたためか息が切れている。
「やっと倒せると思ったのに……」
「ナナくんを囮にしただけじゃ、倒せないよね……やっぱり」
「あいつ、どこに行ったんだ……?」
龍騎が辺りを見渡した時だった。
モンスターがまるで嘲笑うかのように二人がいる地上よりも高いビルの屋上に移動していた。
龍騎の怒りは(もともとだが)頂点に達した。
「テメェ!逃げんなよ!正々堂々勝負しろ!!」
「芳樹、モンスターに言っても意味ないから!
ちょっといったん落ち着け!!」
「くそ!あいつ、いつもいつもいつも俺らを苔にしやがって……!」
もう許さねぇ!と龍騎が駆け出そうとしたその時だった。目の前からいきなりモンスターが消えた。
「何!?」
「い、いったいどうなって……」
二人は顔を見合わせ急いでビルの屋上へ向かおうとした……が、モンスターが屋上から落ちて来た。それと同時に別のライダーまでやって来たのだ。
「お、お前は……!」
「王蛇!!」
王蛇はまるで二人に興味がないようで、モンスターの方しか向かない。
「この二人が苦戦してるから強いのかと思ったら、全然雑魚だったな……」
「な、なにぃ!?じゃ、倒せるんだよなぁお前!」
「馬鹿か?俺を誰だと思ってる?」
上から目線なのは癪に障るが、今あのモンスターに太刀打ちできるのは王蛇くらいかもしれないと龍騎もライアもわかっていた。それくらい、王蛇は圧倒的な強さを誇っていた。
『Advent』
王蛇は己のコブラ型の契約モンスター【ベノスネーカー 5000AP】を召喚した。しかしベノスネーカーはすぐに王蛇の元から去ってしまった。
『Sword Vent』
次に王蛇は【ベノサーベル 3000AP】を召喚する。
王蛇はそのままモンスターの元へ走った。モンスターは王蛇の攻撃を自身が持つブーメランのような刀で受け止めよ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ