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『自分:第1章』
『強制送還/蘇生』
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クソチンピラが、いつ此処に来るか解らん。
来たら守る為やって。


ユウとの電話も、秋がずっと居るから時間が合わず。
でも、ユウとは釣り合わんから、試すには調度良いかも。
自分は汚れてる。
ユウとは生きる世界が違う。
一緒に居たらあかん。


ユウは、零那を守るって真っ直ぐ言ってくれた人。
やから、何があっても、零那の周りや汚い世界から、ユウを守る義務がある。

秋みたいな子も、勿論、クソチンピラも...関わらせたく無い。

秋は人格が変わるときがあった。
弟は大概、何に対しても物怖じする性格では無い。
でも、たまに秋を怖がってるときがあった。

零那が秋を受け入れん限り、その人格は治らんと思った。
罪のない弟に危害を加えられても耐えれん。


朝起きたら秋が目の前に...てか隣に居た。
家ん中に居たって事。
弟が開けた?
鍵閉めてなかった?
それとも...?

秋の執着心が怖くなってパニックなって過呼吸。
酷くなって呼吸困難。
秋が救急車呼んだ。
ド田舎にサイレンが煩く響く。
死ねたら楽やから、このまま逝かして欲しい。


でも、心停止から蘇生された。
前にもあった。
心停止も慣れた。
てか実感無いし。

それでも死なんとか、どんだけ不死身なん...
勘弁してや...
でも、死にたいときに死なん人って、案外ふとポックリ逝くんやろな...


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