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明日はきっと
チャプター24

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――…ゼル……ゼル…イゼル
あ…声が聞こえる…どうやらリーフィアはすでに目覚めているようだ。
ゆっくりと目を開くとそこには彼に馬乗りになったリーフィアがいた。
「ブイゼル…ブイゼル…」
心配していたのかブイゼルの名を何度も呼び返す。
「う…ぅん…リーフィア…おはよう」
「うん…おはよう…じゃなくてあなた何時間寝てたと思ってんのよw」
ふと時計を見てみると短針が6の方向を向いている。行為を始めたのが1時くらいだったからもうシ始めてから5時間経っていた。
「私が目覚めてから1時間くらい寝てたわよ」
「…ごめんな」
ブイゼルはリーフィアとキスを交わして謝罪の気持ちを表す。唾液をたっぷりと送り込み彼女も唾液をたっぷり送り込んでくる。
「んふっ…くぅっ…ふぁっ…」
「うぅん…ふぅっ…んふぁっ…」
キスでもお互い十分に感じている。
10分くらい続いた接吻は終わり、まどろんだ空気の中で二人は行為を終える。
赤い夕日が二人を照らし、その足もとに陰を落とす。そんな日々が幸せ。その中で二人は互いに背を向けて帰っていく。
家に帰った後、リーフィアはベッドの上で考える。
――私、彼のことがもっと好きになってきた…
心拍数がはね上がり彼女の秘部はしっとりと濡れ初めた。体にほんのり残っているイアの実の与えた焦燥感。夕陽の中でリーフィアはなんとも言えない幸福感に浸っていた。
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