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リンネの記憶
チャプター3 森の探検
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とシャキッとしなさいシャキッと!あと、君はもう私たちの仲間なんだから敬語…使わなくて良いわよ」
エヴァンゲリヲ○で言うとミサトさんタイプのきれいな女の子だ。
「はっ…ハイッ」
「ほれ、もぅワンテイクっ」
「みんな…おはよー…」
少しためらいながらも出るだけの声を出して言ってみた。
「ナイーブ、おはよー」
「おはよー」
威勢のいい声が返ってくるのを聞いて僕の緊張がほどけた。
「うん、おはよー」
「ツバサにも聞いたかもしんないけど今日はみんなで森までピクニックにいくよ♪」
コロンが嬉しそうに言った。
「そ…そっか。楽しみだなぁー」
僕は一瞬口ごもった。
寝ながら話を聞いていた事を悟られないために…
――もしかしたら…森にいけば何で僕がポケモンに転生しちゃったのか分かるかもしれないな…
僕が上の空で思っていると
「ほら!ぼおっとしてないで!いくよ!?」
リリィがそういいながら僕のしっぽを引っ張った。
「こらこらリリィ、森は逃げないからそんなことまでしなくていいよ」
ツバサがリリィに言う。
「…ごめん…」
照れる彼女のかおは可愛かった。白い顔にピンクに染まったほおがくっきりだった。
「さぁ、気を取り直して森へ出発だぁ!」
ツバサが言うとみんなが
「オオーッ」
と合わせて言う。
ついていけなかった僕は
「お…おお〜っ…」
と弱々しく呟くだけだった。
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