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明日はきっと
チャプター20

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その日の学校も案の定あっという間に終わる。彼らはリーフィアの教室前で待ち合わせた。
「お待たせ」
とブイゼル。
「待ってなんかない」
とリーフィア。
「今日は…俺の家でやらないか…」
「え…」
「今日は家は親がいないんだよ。今日のプレイは昨日よりもっと声が出ちゃうかもしれない…だから…いこ?」
「う…ん」
リーフィアは感じていた。昨日よりもブイゼルの口調が幾分か優しくなっている。
二人は手を繋いで一緒に帰る。途中でスーパーによりイアの実を10コ買う。もちろん彼女の手は彼の手を離さないまま。
「どうしてイアの実ばっかり?」
「これは…俺が好きな木の実なんだ…」
「…そっか♪」
彼女はクスッと笑う。どうやら彼女は知らないようだ。その木の実の果汁が持つ効果を…
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