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明日はきっと
チャプター16

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彼の放出が終わったのを確認すると彼女はモノから口を離して彼の顔の前にスライドさせる。
「…イッてる顔…可愛い…」
それが彼女を接吻へと導いた。彼女は
「大好きだよ」
と呟くと自らの唇と彼の唇を重ね合わす。
――んぷっ…
目を覚ました彼は自分がどのようになっているかすぐには理解できなかった。ながれ込んでくる唾液をうまく処理できずにむせる。
彼らの接吻が終わると彼は口を開いた。
「リーフィア…ありがとうな…」
彼は彼女をひしと抱きしめる。
「イカせてくれたお礼だよ」
「あぁ、わかってる」
しばらくしてブイゼルはあんなに放出した自分の精液が見当たらないことに気がつく。
「ん…あれ…おれの精子は…?」
彼女は自分の腹を指さす。
「ここ…です」
「えっ?お前精子飲んじゃったの!?」
「はい…だめ…ですか?」
「いやいやだめじゃないよ。だけど…苦くなかった?」
「少し苦かったですけど私苦いの好きですしブイゼルの体から出てくるものだから飲んで大丈夫って思いました…」
「そうか…」
彼は教室の窓から外を見つめる。
――あそこにサクラが咲いてる頃から彼女は自分を愛してくれていた…だけどおれは気づかなかった…ごめんな
「?」
リーフィアが不思議そうにブイゼルを見る。
「ところでお前、股間ビッチョビチョだぞ」
――!
「で、これどうすればいい?」
「き…キレイに…してください…」
ブイゼルにとって理想の返事が返ってきた。
「…了解」
ブイゼルはリーフィアのパンツ越しに秘部へ舌を這わせる。
「はぁっ…ん」
肛門側からクリトリスまでを彼の舌がしばらく徘徊していた。
「はぅ…う…い…いい…」
やはり彼女はそうとう感じている。
「はうぅっ…い…いやっ…あっ…」
そして徘徊する舌が彼女の敏感な突起に近づくにつれて喘ぎ声は大きくなる。
「はぁ…ひゃぁぁ…ふぁぁん…」
彼の舌がようやく突起に触れる。
「…ひぁんっ」
彼女の体が弾む。
彼は彼女がブイゼルを責めたときと同じように舌による愛撫を始める。
「ひあうっ…あぅ…ひゃぁぁ…」
彼女の下の口が十分に湿ってきたのを確認して彼は吸い込みに移行する。
―ちゅちゅちゅちゅちゅ…
「あ゛あ゛あ゛っ…あ゛あ゛っ…だ……だ…め…」
彼女の口が痙攣してきたところで彼は吸い込みに加えて舌での愛撫を始める。
「ひぎぃっ…い…いやっ…あ゛あ゛っ…だめぇぇ…らめぇっ…やらぁぁぁ…あ゛あ゛っ…あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっ…ぴぎゃぁぁぁ…」
―ビクンッ
彼女はイッてしまったらしく鮮魚のごとく体を痙攣させながら自分の中で押し寄せる大きな波に身を委ねていた。
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