暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ユイと真実
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、システム自体の書き換え。元々、俺も<ソードアート・オンライン>の制作に携わってはいたので、システム自体の書き換えにはさほど苦労をしなかった。
以上の理由により、事実上、ストレアと同じくプレイヤーとして認められたことになる。ただし、レベル的には低いため、モンスターとは戦闘しない方がいい。まあ、パーティ組んでやる分には問題は特にないが。
「ユイ、お前は生きろ。キリトやアスナの為に」
「………はい、ありがとう………ございます、マスター………」
ユイは目に涙を作り、笑った。






























「なぁ、来人さん」
帰り道、ユイを肩に乗せたキリトが俺に聞いてくる。
「別に今まで通りライトで構わない………で、何だ?質問なら受け付けるぞ?」
「ならお言葉に甘えて。………もし、ゲームがクリアしたら、ユイはどうなるんだ?」
「ああ……その事か。それについては心配要らない。キリトのナーウギアにクライアントプログラムの環境データの一部として、ローカルメモリに保存される手筈になっている。向こうで展開は難しいが………まぁ、どうにかするさ」
「じゃあ、向こうでもユイちゃんに会えるんだね。私たちの娘に」
「そういうこった。その為にゃ、とっとと茅場先生の造り上げたこの城を突破しちまわねぇとだが」
俺は背にある太刀を少しだけ抜く。
あの時、ユイが破壊した死神が遺した太刀、死斬(しざん)鬼神刀(きじんとう)、そして、ユイが俺の譲渡したシステムで造り上げたユイティア。
「………茅場先生、俺は貴方を全力で倒しにいきますから」
聞こえない声でボソッと呟き、俺はキリト達の後を追った。
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