暁 〜小説投稿サイト〜
雲は遠くて
41章  イエスタデイを羽(は)ばたいて
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

ありがとうございます。それに、ご支援とかも、ありがとうございます。
グレイス・ガールズのリーダーをさせていただいている清原美樹です。
ほんとうに、こちらのお店、イエスタデイにはお世話になっていまして、
感謝すべきなのは、わたしたちの方だと、日々思っているんです。
それで、そんな感謝の気持を伝えたくて、この歌をつくったんです。
本日は、わたしたちのロックをたっぷりとお楽しみいただければ、
わたしたち、グレイス・ガールズも最高に幸せです!
それではオープニングは『イエスタデイ(Yesterday)を羽ばたいて』です!」

 美樹の合図で、水島麻衣(みずしままい)が優雅に微笑みながら、
レッド・ツッペリンの『胸いっぱいの愛を』を思わすような、
強烈なインパクトのギター・リフを開始した。


イエスタデイ(Yesterday)を羽ばたいて 作詞作曲 清原美樹

人生の悲しみを 生きてゆく 元気に変える ラブソング
そんなラブソング つくろうって 歌おうって
いつしか 集まって バンドを始めた わたしたち

はじめは 演奏 ヘタだったし お金もなかったし
突然 キレたりして ケンカしたこともあったよね
勉強ばかりで ギターに さわれない 日もあった

でもみんな 音楽が好きで ロックが好きで
ビートルズが 好きな人たちばかりだから
いつも 信じあって なかよく やってこれたんだ

そんな わたしたちを いつも 見守って
気さくに ステージを用意してくれる イエスタデイ
やさしい人ばかり みんなが大好き イエスタデイ

いつ食べても おいしい お店の たらこスパゲッティ
いつも おいしい 春の香りの オレンジジュース
でも注文 するのも しないのも 自由な イエスタデイ

イエスタデイの スポットライト ()びた日から
わたしたちも 少しずつでも 成長もできたかな?
いろんな所で アイドルのように 歌うようになったわ

小鳥たちが 親の愛から 離れて 巣立つように 
わたしたちも 大空に 羽ばたいていくのよね
でも 忘れないわ イエスタデイを 愛の日々を

人生の悲しみを 生きてゆく 元気に変える ラブソング
そんなラブソング つくろうって…… 歌おうって……
いつしか 集まって バンドを始めた わたしたち

小鳥たちが 親の愛から 離れて 巣立つように 
わたしたちも 大空に 羽ばたいていくのよね
でも 忘れないわ イエスタデイを 愛の日々を

≪つづく≫ --- 41章 おわり ---
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ