18章 サザンオールスターズ・祭り (1)
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あった。
イケメンで、クルマは、フォルクス・ワーゲン、
夜遊びが好きな、おしゃれな中年男性である。
愛称は、
学からとった、まっちゃん、で、みんなは、
気軽にそう呼んでいる。
社内でも、話のわかる上司として、人気がある、
モリカワの副社長である。
「グレイス・ガールズは、まだ、早瀬田の学生さんだし、
着実に、こつこつと、モリカワで、バックアップして、
育成してあげれば、
近いうち、ヒットも、飛ばせるかもしれないよね。
しかし、なにしろ、
最近、女の子ばかりの、ガールズバンドの数も、
多いからね。
オリジナリティ(独創性)を、どのように、
出してゆけるかが、勝負かな?」
「そうですよね。オリジナリティですよね。まっちゃん。
おれたちの、クラッシュ・ビート(Crash Beat)
にもいえることなんですけど・・・」
「そうそう、君たちのクラッシュ・ビートも、そろそろ、
メジャー・デビューをしてみたらいいじゃないの?
モリカワ・ミュージックでは、
真剣に、夢を追いたいという、アーティストを、
支援するシステムが、しっかりとあるんだから。
クラッシュ・ビートも、そろそろ、
ファーストアルバム、作って、
メジャー・デビューしようじゃないの?」
「実は、その予定でいます。おれたちの音楽を、
どのように、クリエイト(創造)するか、
どのような、ポリシー(自己哲学)を持っていくかとか、
よく、メンバーの4人で、酒飲みながら、語りあってますよ。
夢を追いたい、アーティストのための、
支援や、
サービスや保障が受けられる、システム(制度)を、
整備している、
モリカワ・ミュージックを、世間に知ってもらうためにも、
おれたちも、がんばらないとって、メンバー、
よく話しているんです。まっちゃん、あっはっは」
<つづく>
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