暁 〜小説投稿サイト〜
想い届け。
出逢い

「おはよー!」
高校最初の日、私はある男子高校生に挨拶された。
その時から私の想いは始まった。
入学式が終わり、家に帰って部屋でぼーっとしていると
あの時の彼の顔が脳裏に浮かんだ。 名前はなんていうんだろう?好きなこと、なにかな?
彼の事が何故か物凄く知りたくなる。
ほんの一瞬の挨拶だったのに、なんで?
その日の夜も何かが胸を締め付けている
なんだろう?この感覚。
朝が来て、学校へ。
彼とすれ違う階段。やっぱり胸を締め付ける。
初めてのクラス。ちょっと緊張。
でも、友だちが出来た。
良かった〜。少し安心。
あっという間に放課後が来た。帰ろーっと。
校門の前を通ったとき。仲間と共にいる彼。
「ばいばい」
彼は私に微笑んでそう言ってくれた。
「ばい、、ばいっ」
震える声でそう返した。
この感情ってなんなのかな?解らない。
家に帰ってもまた彼を思い出し
名前、なんなんだろう?
無意識に彼を知りたくなる。
夜が来ても眠れない。
明日こそは名前をきくぞっ。
そして朝が。
すれ違うかな?会えればいいな。
期待している自分がいた。

つづく。


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