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青竹さん
のつぶやき
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2018年 12月 31日 (月) 17時 04分
▼タイトル
2274−3
▼本文
「どう思う? カイだったか。あいつに任せてもいいと思うか?」

 大型の免許というのがどのくらいの意味があるかは分からないので、取りあえずリュウに尋ねてみる。
 リュウは少し考えてから、口を開く。

「そうだな。何も資格を持ってない奴よりはいいだろ。それに、本人もやる気だし」

 やる気っていうか……カイの視線の先にいるのがメリルなのを考えると、そのやる気の原因は考えるまでもなく明らかなんだが。
 にしても、アムロしかり、カイしかり。
 メリルってやっぱりモテるんだよなとしみじみ思う。
 これでここにいるのがルルーだったりしたら、どうなっていたのやら。
 いや、ルルーも別に美人ではないとは言わない。
 だが、垂れ目ということでどこか癒やし系のように受け止められるメリルとは違い、ルルーは見るからに気の強そうな顔立ちをしている。
 美人ではあるが、近寄りがたい美人。
 ルルーはそんな印象を周囲の人間に与え……それは決して間違っている訳ではない。
 少なくても、俺に対する態度を見る限りでは、そんな感じに思える。
 ともあれ、カイ本人がやる気だという事で、ガンキャノンのパイロットはカイに決まる。
 正直なところ、こんな適当に決めていいのか? という思いがない訳でもないのだが、そもそも、MSのパイロットとして出来る者が少ない以上、それはしょうがない事なのだろう。

「じゃあ、イザーク。お前がカイにガンキャノンの操縦について教えてやってくれ。俺はこっちでガンキャノンについて説明したり、パイロットを選んだりするから」
「あー……まぁ、いいけど」

 正直なところ、ガンキャノンはともかく、ガンタンクの類、SEED世界のザウートやW世界のトラゴスのようなタイプには乗った事がないので、その運用方法とかはあまり分からない。
 そういう意味では、きちんとシミュレータとか連邦軍で行われた講習会とかでガンキャノンの運用とかそういうのを習っているリュウの方が向いているのだろう。

「よろしく。イザークだっけ? 以前会ったよな?」
「ああ。ハンバーガー屋でな。……そう言えば、あの時一緒にいた連中は?」

 そう尋ねると、カイは首を横に振る。
 それが、ホワイトベースには乗っているが、MSの操縦は希望しなかったのか、そもそもホワイトベースではなく別のシェルターに避難したのか、もしくは……ザクが暴れたあの戦いで巻き込まれて死んだのか。
 それは分からない。
 何と言っても、あの戦いではザクがコロニーの中で好き放題にザクマシンガンを撃ったりしていた。
 連邦軍の軍事基地での戦いが主だったが、その後はそれ以外の場所でも戦いになった
 それこそ、ガンダムを始めとするMSを運んでいるトレーラーが移動している時に、その辺が顕著になった。
 また、ザクのパイロットが新人で興奮していたのか、もしくは一般人であっても容易に殺そうと思っているのか、その辺は分からないが……とにかく、一般人にすら発砲しようとしたのだ。
 それに巻き込まれて死んだ奴がいても、おかしくはない。
 取りあえずカイが気にしてない、もしくはその悲しみを表に出していないのなら、わざわざそれを聞く必要もない。
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