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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 03月 02日 19時 04分]

▼一言
どことが、ソ連の社会は中国の社会よりもゆるいですが?実はとある人が《1984》に対して『実名制による切手を買いことにない』というないシーンだとツッコミしました。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 03月 02日 (日) 20時 23分 28秒]

 ソ連の社会は、時代や支配者によって全然違いますからね。
スターリン時代ならモスクワの都市住民でも物品の購入は制限されました。
 デタントが進んだブレジネフ時代では、チェースマンハッタン銀行が出店していましたし、ペプシコーラがかえるほどでした。
幹部用ですけど、米ドルで支払いをする外貨ショップやディスコもありましたからね。

>『1984』
 ジョージ・オーウェル自身は、確かスペイン内戦で共和国側の国際旅団に参加してスターリン主義に絶望した人で、民族社会主義者に転向しました。
『1984』が書かれた当時は、1948年の終戦直後で、スターリン時代の全盛期ですから、一番ソ連が貧しくて厳しい時期だったはずです。
 1945年から1956年までシベリアに抑留された日本人抑留者の手記などを読んでも、ソ連国民は日々の食事にも苦労して、雨の日も傘を指せないくらい貧しかったことが書かれています。
 実名制ではないと切手や郵便物を買えないというのは通信を制限していたのも関係があるでしょう。
この辺は私も勉強不足なので、何とも言えませんが、今でも国内の移動に旅券がないと逮捕される国ですからね……
自由社会の我々の常識では、推し量れないところがあるのは確かです。
 そういう環境ですから、ソ連軍将校やKGB職員は、仕事とはいえ、シュタージの密告社会である東ドイツに来て、モーゼルワインを飲み、アイスバインを堪能ながら、バカンスを楽しんでいました。




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