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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 02月 02日 10時 37分]

▼一言
>銃剣道を強化しているそうです

Austria Lee氏はTwitterにて、台湾軍にはジョゼフ・ジョフルのような将軍(黄埔系のこと)ばかり、ジョゼフ・ガリエニのような将軍が存在いないことをコメントします。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 02月 02日 (日) 11時 35分 14秒]

 台湾軍は、支那本土での戦争に負けたとはいえ、日本と違い、国民革命軍の組織がそのまま残りましたから、良い意味でも悪い意味でも黄埔軍官学校系の影響が強かったのではないでしょうか。
 日本の自衛隊は、旧海軍将校をそのまま招き入れた海上自衛隊(旧海軍兵学校出の海軍関係者)や海上保安庁(旧商船学校出身者の予備士官)は別として、陸自は将官クラスは復帰できずに、内務省出身の陸海軍に恨みを持つ人士が幅を利かせましたからね。
 特にひどかったのが海原治で、海軍短期現役制度で志願して落とされたことを一生涯恨みにしていて、シーレーン防衛を重視する海上自衛隊のヘリ空母構想や、洋上防空を目指していた航空自衛隊の早期警戒機・空中給油機導入計画に大反対し、強引な手法で何度も計画を潰していました。
 陸自の中には旧内務省関係者を主とする「内務軍閥」とも呼ばれる勢力が出来上がり、その後の旧陸軍出身幹部との主導権争いを65年ほどやっておりました。
2015年の安保関連の法解釈変更までずっと内務軍閥が好き勝手やっていました。
自衛隊の階級呼称が旧軍に即したものではなく、警察風なのは内務軍閥の影響です。

 こういう話を聞くと、どこの国の軍隊も内部軍閥の争いはあるのですね……


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