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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 01月 31日 22時 11分]

▼一言
加藤久嵩の思想とトレーズの美学は似ていますし、ローマ帝国の衰亡史とジョン・B・カルフーンのネズミ實驗を準拠します。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 02月 01日 (日) 21時 00分 27秒]

>ローマ帝国の衰亡史
 今の先進諸国は人口オーナス期に入っていますからね。
 かつてのローマ貴族が西欧先進国の国民だとすると、アッティラのような蛮族に滅ぼされたように、中近東やアフリカから来る移民に圧倒されるんでしょうね。
 社会が豊かになって少産少死になってくると、簡単に修正できないですからね。
近代のフランスは19世紀後半から少子化に悩まされていますが、大量の移民を入れて改善する何処ろか、余計悪化したように感じられますね。
 あと女性の権利拡大で、男性に頼らなくても経済的自立が出来るようになったのも大きいですよね。
これで20世紀中ごろまで先進諸国にあった皆婚社会という人口維持のモデルが崩れてきましたからね。
アラブの春もチュニジアやエジプトで、就職も結婚できない高学歴の男性の不平から始まりました。
 もともと自然界では一夫一妻制ではなく、一夫多妻制ですし、旧約聖書とコーランでは一夫多妻制を認めてますから。
 今日の一夫一妻制は古代ギリシャの戸籍制度で、ローマ帝国を経て西欧のキリスト教社会で一般化したものですからね。
(西欧の王侯貴族がまったく妾の類を持たなかったといえば違います。
近代に入るまで継承権のない庶子がいるのはザラでした)

 西欧型の近代社会はいろんな意味でゆがみが出てきたのではないでしょうか。


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