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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 06月 04日 09時 13分]

▼一言
マブラブ世界で、アメリカとイギリスのどんな関係でしょう?(1981年以降の特別な関係ですが?1861年に南北戦争から1956年にスエズ危機までの植民帝国としてイギリスと脱植民地化を支持してアメリカの関係ですが?)


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 06月 04日 (日) 10時 12分 08秒]

>米英関係
公式資料集『Muv-Luv Alternative Integral Works』に準拠、引用した説明をします。


>米国
 まず米国ですが、軍事費の拡大で戦時国債の大量発行をせざるを得ない状況にあります。
ただBETAの直接侵略を受けていないので、国民の生活水準は戦前同様に高いままで、民需も娯楽もそのまま維持されています。

 外交関係ですが、『裏庭であたる南米諸国に対して……米国の軍事力の保護下』(『Muv-Luv Alternative Integral Works』,p220,)になっています。


>英国
『欧州連合の盟主は名実ともに英国であり、……海外領土や英連邦内に……生産・経済拠点やそして本土を守り抜いた軍事力によって今なお米国や日本帝国に次ぐ国力を誇る』(前掲著,p220,)
という状態ですが、旧植民地のエジプトは事情が違って、『エジプトに租借地を持つ西ドイツ』(同前,p220,)
というよくわからない状況になっています。

アフリカですが、『欧州陥落後……広範な租借地を提供、アフリカ沿岸部、中部を中心に……(中略)……欧州による「再植民地化」が進んでいる』という状況になっています。

 資料集には、英米関係に関しては詳しく書いてありません。
ですが世界情勢からみると英米関係は融和というより対立関係に進んでいるように思えます。
作中で脱植民地化を進めた米ソと冷戦に逆行して再植民地化を進める欧州列強とのあつれきは広がっていると思います。



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