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『【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー魔鉄文明英雄譚ー』への感想

投稿者:海戦型
[2018年 07月 09日 20時 23分]

▼一言
何度も返答していただきありがとうございます。

なんか、私はあらすじ読んだ段階で「ラバルナは未知の技術を独占して全世界に侵略行為を繰り返して武力で世界統一した」って話だと思ってて、しかも日本の名が出てくるので世界情勢とか大体現実の西暦と同じくらいの認識だったので、完全に狂気の国だと思ってました。

どっかの並行世界のノッブの言葉を借りれば、遺恨を残さない支配というのは「きれいさっぱり滅ぼすか、赤子のように何でも与えるか」の二つしかないそうです。広い目で見ればですが、正論だと思います。そして国家を征服するには血を流さず恨みを買わない方法など、「共通の敵」でもいない限り絶対にありえません。これは断言できますし、ラバルナが帝国という国家運営をしているならなおさらです。350年の間に何がラバルナを世界に肯定させたのか、そもそもラバルナは何故世界を統一する必要があったのか。謎の国ですね。この辺は各々勝手に考える範囲ですか?

私としては、人心を掌握するには統一国家より統一宗教の方が都合も効率もいいと思うのですが……見る限り宗教についてはアクエンアテン神王国しか触れられてないですね。この世界の宗教勢力図はどうなってるんでしょうか?
それと、この国はラバルナと戦った時に一度宗教を封じられて、ラバルナ滅亡と同時にその教義とかを復活させたってことでいいんですか?教義を封じなければ泥沼の内戦しか待ってないですし。
名前から察するに、アクエンアテン神王国は反ラバルナ或いはラバルナより上である・上になるという思想を持った国家ということでいいんでしょうか。でないとラバルナに支配されて消滅(あるいは属国化?)した国の名前を掲げないだろうし。

というか今更ながら、私の質問いろいろ細かいこと聞きすぎて迷惑じゃありません?


▼返信
投稿者: 八代明日華/Aska
[2018年 07月 09日 (日) 20時 46分 55秒]

 何度もご質問ありがとうございます。こちら側も自分の設定の甘い所を見つめ直す機会になっているのでとても助かります。

 ラバルナ帝国がなぜすんなりと世界征服を成し遂げたことを『受け入れられたのか』、そしてなぜ『誰もそのことを疑問に思わないのか』、『なぜ今もラバルナは好意的に受け止められているのか』。これらすべてへの回答は一応用意してあるのですが、物語全体の核心的な所に設定されています。シェアワールドとして『隠された設定』があるのはどうなのか、という疑問は自分でもあるのですが、今のところは「そういうものなのだ」という風に「誰も疑問を持っていない」という形で解釈して頂けると幸いです。

 宗教図はわりとごちゃごちゃと申しますか、そもそも術のモデルに各国の旧い神話使ってるような時代ですのでまぁ紀元前後くらいには戻ってしまっているのではないかなと思います。ラバルナ帝国も宗教面の支配は厳重には行わなかった国なので。
 アクエンアテン神王国はその宗教寛容時代にあってなおも『異端』的な見方をされていたアテン信仰を、帝国崩壊後に国教に掲げて完成した国家です。つまり「新しく教義が完成した」国なわけですね。帝国期には萌芽すらなかったような感じです。ぶっちゃけ宗教国家というよりアクエンアテン二世のカリスマで成り立ってる国です。彼が崩御したらどうなることやら……。
 
 各国のノリとしましては
 ヴァンゼクス……ラバルナの『正当な後継』として世界の再支配をたくらむ(世論は味方)
 アクエンアテン……ラバルナを超えた『新たな支配者』として君臨することを目論む(世論は若干敵)
 ライオニア……金儲けできればそれでよし。正直世界征服興味ないかも
 星詠みの国……「世界の行く末」のために奔走
 といったところです。ラバルナの後継が云々、っていうのはヴァンゼクスとアクエンアテンが一番重視してる感じですね。

 まだまだ粗が多いので、今後もしかしたら違う解釈の下で設定が更新されるかもしれません。その時は「ああ、こういう形になったんだな」と、また再度疑問をぶつけて頂けると助かります。

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