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『ソードアート・オンライン‐黒の幻影‐』への感想

投稿者:蓮夜
[2017年 07月 19日 00時 34分]

▼良い点
 ん? 今何でも聞いていいって

▼一言
 結局、考えたこともなかった償いなんてどうすればいいかも分からず、とりあえず監獄に来た感のあるピニオラさん。といっても現実の監獄と違ってヒキニートしか出来ないSAOでは償いなど監獄になく、彼女なりの償いをじっくり考えるだけの生活こそが償いなのか、などと知ったような口を。ピニオラさんが足長お姉さんになれるのはいつの日かと。

 では。長いこと続いたピニオラさん編も終わりでしょうか? 何にせよ新章を楽しみに。


▼返信
投稿者: sonas
[2017年 07月 20日 (日) 22時 03分 37秒]

 はい。(二重の格子によって身の安全だけは保障されているので)何を聞いても許されます。やったぜ。

 というわけで、ピニオラ編(ラフコフ討伐戦)も終了となりました。
 アインクラッド編における燐ちゃんサイドのライバル、というか明確な敵役として生まれたキャラではありますが、どこまで本気で会話しているのか掴ませないわ、PKでは自身の手を汚さない手練手管を駆使するわ、かなり飄々としていて自由度の高い性格とPKとしてのスタイルも相俟って、明確なデュエルでの決着が一番似合わないキャラになるという始末。結果として《在り方が揺らぐ》という自壊型の終わり方となってしまいましたが、そのおかげで《グリムロックさんの救済》という重要な役割を与えることが出来ました。
 そんなピニオラさん自身、罪を償うという行為へのビジョンは見えてはいないのでしょうが、それでも偶然とはいえ被害者と向き合うことになった彼女が《被害者であり共犯者である妻殺しの罪人》に対して正しく前を向かせるように諭しながら、本編から退場したピニオラさん。理解こそしていなくても、こうするべきという直感で贖罪を果たす彼女は果たして最後まで人の心を知らないままだったのか。ここでは言及しないでおきましょう。


感想ありがとうございました。これからもお付き合いくだされば幸いです。


ではまたノシ

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