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『銀河英雄伝説〜悪夢編』への感想

投稿者:雑兵I-13
[2016年 05月 25日 23時 50分]

▼良い点
本編以上にエーリッヒにらしさを感じる

▼一言
倒すべき敵は虚像で始めから存在せず、囚われの姫君も居ないとこの展開はライキルにとって悪夢以外の何物でもない。ライキルは本当に自分たちの半生、憎しみは何だったのか悩む事になりそうです。
皇帝の地位には破綻状態の財政の健全化に庶民の教育水準の上昇、立ち遅れている辺境のインフラ整備に戦争の為に更新が滞り老朽化しているだろう中央の再開発、成長に合わせた健全なインフレ促進、経年劣化した社会制度、法の更新と権威の確立の義務が付き纏います。ココアは加速するデスマーチの際限の無い悪夢が待っている。原作には更に制度、社会の違う同盟の統治が加わる。
原作では特に触れていませんでしたがラインハルト閥の人材を考えると…ローエングラム朝は実質フェザーン人が運営するフェザーン朝と皮肉られる存在になっていそうです。



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