『銀河英雄伝説〜その海賊は銀河を駆け抜ける』への感想
投稿者：雑兵I-13
[2013年 08月 31日 11時 10分]
▼悪い点
ハッピーエンドで終わりましたが、尻切れトンボ感、打ち切り感がしました。
▼一言
文官の受けが良く、軍功も並ぶ所がないエーリッヒは皇帝を凌ぐ影響力があります。辺境では飢餓地獄に落とそうととした帝国より、帝国の暴虐を止めた海賊の方が支持は高いでしょう。
ヤンは民主主義の理解の高さと辺境を蔑にする事はないとエーリッヒを次代皇帝に推薦しそうな気がします。ラインハルトは血統に拘る人間ではないのでヤンの意見に同調しそうです。ヤンに焦土戦術、虐殺見殺しを止めたエーリッヒとラインハルト自身のどちらが平時の帝国を良く治められるか聞かれればエーリッヒの方が自分より適正があると頷く可能性が高いです。
燃え尽き症候群で病床に倒れたラインハルト(子無し)に次期皇帝に指名されるエーリッヒ。周囲を見て根回しを完了させられ逃げ道を塞がれた事と某紅茶大公の復讐が成就した事を自覚。紅茶が皇帝にならない事を知っていてやりやがったと内心毒を吐くエーリッヒが浮かんだ。
銀英はラインハルトが死ぬかリタイアしないと終わった感じがしません。
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