「冥王来訪」の感想


 
コメント
冥王来訪について、とあるシーンを生まれているのは過去でユンカーたちは東の共産主義と西の国際金融資本に反対するため、ナチスを支持しなければならないでしょうが。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 マブラヴ世界のドイツ社会は、史実のドイツとは違って貴族層が健在で、なおかつ影響力を保持していますからね。
西ドイツでは貴族の子弟及び騎士の末裔からなる戦術機甲師団、地方貴族(ユンカー)の子弟からなる第44戦術機甲大隊が戦場で華々しく活躍したという設定があります。
 
>過去でユンカーたちは(中略)……ナチスを支持
 カティアの回想を見ると1980年代初頭の西ドイツ軍で禁止されていなかった戦車行進曲(パンツァーリート)が禁止されていたり、1992年まで認められていなかった女性士官が存在しますからね。
(東ドイツはすったもんだの末に、1988年に20名以上の女性の士官学校を認めて、11名が卒業しましたが、軍務につく前に国そのものが崩壊しました)

 色々見るとユンカーがナチ党を支持したとしか見えないんですよね。
カティアの同級生のユンカーの祖父が国防軍に参加しただけで白眼視されるようなことは1990年代末までありませんでしたし、1980年代は関係者が結構生きていましたから、各界に影響力を持ってました。
 多分その祖父というのは武装親衛隊ではないかなと思います。
祖母はソ連兵に辱めを受けて、自殺したという、すごい設定でした。