「冥王来訪」の感想


 
コメント
>アサバスカ事件の時は核ミサイル飽和攻撃でいくらかG元素は失われたでしょうし

どころで、ソ連はG元素を捕獲のため、ミンスクハイヴへの核攻撃を反対しますが、なぜアサバスカでの落下物が核攻撃されたのに、G元素を残ることができますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>なぜアサバスカでの落下物が核攻撃されたのに、G元素を残ることができますが?
これは「設定資料集」144ページに書いてあることですが、アサバスカの落下物を調べたら地中深くから謎の元素を見つけたということが書いてあります。
(「 三界に家無し その4」あるいはハーメルン版の「危険な新元素」に書いたG元素の話は設定資料集を基に書いた話です)
 2009年当時の資料では、核で溶け残ったのか、あるいはBETA由来の物質で地球上の資源が変化したのかは詳しく書かれていませんでした。
G元素はBETAの肉体組織に由来するものらしいので、おそらくはBETAを生成する元の部分が地中深くまで到達していたのでわずかながら溶け残ったのでしょうね。
(地中と言っても数百メートルの深さではないでしょう。精々十数メートルかなと思っています)



>ソ連は……ミンスクハイヴへの核攻撃を反対
以下の話は、「設定資料集」p.218から要約したものです。

一つはオルタネイティヴ3の実証実験の効果の宣伝のためと考えられます。
柴犬の5年前にあたるパレオロゴス作戦では、ソ連は大量のESP兵士を使って陽動を実施し、モスクワをBETAの包囲から安全を確保するという作戦でした。
 2か月半かけてモスクワ方面とポーランド方面の両方からミンスク市内に入ります。
その後、NATO、ソ連双方ともに落下傘降下、通常弾による絨毯爆撃を行いますがいずれも成功しません。

しびれを切らした米軍(在欧米軍・USEUCOM)から核爆弾投下を提案されるのですが、ソ連軍と欧州連合軍は反対します。
(欧州連合軍という表記ですが、実態は西ドイツ軍が主力で、フランス軍などは少数参加です)
ハイヴの地下資源獲得のために43機甲師団ヴォールク連隊108機がハイヴ内に突入します。
 3時間半でヴォールク連隊は全滅、ほぼ同時に起きたBETAの猛攻でミンスクにいた部隊は壊滅します。
78年にはバルト海までBETAが到達し、本格的な欧州侵攻が始まったという記述で終わります。