「稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生」の感想

てぃしぃ
てぃしぃ
 
コメント
 連投失礼します
 ぶっちゃけヤンがグリンメルスハウゼンのメモや帝国側史料と遭遇して、独自の考察から地球教の存在と陰謀を暴く展開もありじゃないかなと思ってました
 ヤンという巨大な軍才を失った同盟が苦境に立たされるのは間違いないですが、原作アムリッツアみたいな馬鹿な投棄……もとい投機的作戦が無さそうなだけ多少マシな戦況になるかもしれませんし

 それだけに原作展開へ無理やり寄せたかの如き流れに微妙な思いがあるのですよね
 本作が今まで概ね妥当な話の流れで進んできただけに、ことさらに今回の違和感が強烈だったというのもあります

 敗戦後のは帝国と戦って戦死した部下や戦友への義理も人情などもあって、今更帝国側につけなかったのではないかと考えています
 それにメルカッツの件と帝国に雇われるのを両立させると、どっちかで裏切者になりますしね 
作者からの返信
作者からの返信
 
連投ありがとうございます。真剣に読んでくださり嬉しく思います。ただ、原作も、今作もお一人お一人に独自の世界があってよいと思いますが、私のヤン・ウェンリーさんは余程の理由が無いかぎり、同盟を捨てないと思っています。タイロンさんの逸話にもありますが、金銭面で世話になるという事は言う事を聞かなければならなくなります。最低限の自分の自由を守るために、原作でもフェザーンを選はず、言論の自由は保障された共和政体の軍人を選んだと私は考えています。
また、言葉を選ばずに言うと、てぃしぃさんが書いてほしい事を書いてくれ!って見えてしまいます。それでは私の作品ではなくなります。その設定だと、陰謀を防ぐためには父親のビジネスパートナーの伯爵の力が必要になりますが、あっさり原作の主人公2人がオリジナルの主人公の陣営に来るとなると、もう帝国の独壇場に私の感覚ではなってしまいます。
設定としては面白いと思いますが、私の書きたいものではないです。私自身が筆を取った理由の一つとして、自分なりに考えた設定の小説を読みたい!という点もありました。少しづつでも時間をやりくりしてその設定で書いてみてはいかがでしょうか?
厳しい言い方になりますが、作者側は書きたいものを書き、読者は読みたいものを読むという関係なので、書いてほしい事を主張されると正直、応えようがないので困ってしまいます。ご自分で筆を取ってみる事をお勧めしますし、私では活かせない設定なので、どんな作品になるのか読んでみたいとは思います。少し冷たい言い方になってしまい申し訳ありません。