「ヴァレンタインから一週間」の感想

sibugaki
sibugaki
 
良い点
キスしての契約ってのは古今東西あるみたいですね。まぁ、それが一番古典的でかつドラマチックになるってのは分かるのですが。
 
悪い点
 少々文章を簡略化している感じがします。ライトノベル的に仕上げるのでしたら問題なさげなのですが、もう少し掘り下げても大丈夫なのでは?
 段々とステップアップしていくと言うのも案外楽しいものですよ。
 
コメント
 最後辺りに出て来た声の主は一体?
 ってか、あとがきの内容長っ! そもそもハルヒ自体アニメでしか見たことないから結構大変だこりゃ。
 その内ハルヒの小説を読破せんとあかんなぁこりゃ。
 では、次回にまた。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 原作を読む必要は有りません。
 物語としては、この『ヴァレンタインから一週間』単体で、十分、意味の分かる物語として仕上げている心算です。
 むしろ、原作のイメージに囚われると、そちらに引っ張られる可能性が大です。

 多分、私はひねくれ者で、他の人が受け取ったイメージとは違うイメージを受け取るのだと思います。
 更に、それを補足説明出来る部分を、作者の描いた文章から掘り起こして来る事も出来る。
 そこが妙な引っ掛かりと成って、違和感が出来上がる。それが、物語を組み上げる原動力となる、……ですから。

 それで、悪い点の段々とステップアップする。
 これも考えたのですが、長門に差し迫った危機を最初に演出しない限り、主人公が他者に対して踏み込む事は難しいので……。
 かなり後の話に成るのですが(具体的には21話)、主人公の口より、ボーイ・ミーツ・ガールなどの物語の典型は否定されます。更に、ストックホルム症候群や、リマ症候群に関しても否定する事と成るはずです。ゼロ魔の方では否定して居ますから。

 それに、ここで、彼女と契約を交わさずに、最終決戦を迎えさせると、彼女の命運が……。主人公と関わりがない存在(長門有希及び涼宮ハルヒ)を、水晶宮は仲間とは認める事は有りません。最悪の結果が待って居る事と成るはずです。
 確かに、物語的には完全に完結するのですが……。

 この物語の決着は、2月23日の朝に終了する予定。
 但し、本当の意味で終了させるのは、7月7日。

 しかし、その時には、ハルヒの台詞。

「あんたに許されて居る台詞は、任務了解と命なんて安い物さ。特に俺のはな。だけよ」

 ……の台詞を登場させる心算はないので、其処から先にも、この世界と、この物語の主人公は関わる事と成るのは確実ですから。

 何処まで先の部分まで組み上げて有るんだ、テメエはよう。……と言う感じなのですが。

 尚、今考えている最終プロットは、ゼロ魔二次が、主人公生存の状態で大団円を迎えた場合の後に起きるイベントです(主人公死亡も有り得ると言う事)。
 イベントと言うには、非常に長い物語ですが。
 関係するキャラは、モンモランシー。妖精女王ティターニア。崇拝される者ブリギッド。龍の姫アリア。
 それを行わない限り、コイツらと主人公の関わりが表現出来ない為に……。

 ただ、西宮が播磨の国ではなく、摂津の国に分類される事を知って、愕然となって仕舞ったのですが。
 ネタの一部に齟齬が出る可能性が出て来たので、プロットの組み直しです。

 まして、其処に至る前のイベント。妖精女王ティターニア。崇拝される者ブリギッド。トリステイン女王アンリエッタとの『出会い』の部分に関するイベントも、その後に作る必要が有るので。

 シリーズを見て頂くと判ると思いますが、私の物語は、終わらない物語です。

 ……そう言えば、ハルヒ原作も未だ完結してはいない物語でしたか。

 追記。私の物語は、全て『輪廻転生』を軸に置いて有ります。
 そして、その輪廻転生の仕組みは、4月14日公開予定の『問題児たちが』の三次小説。
 『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』内で詳しく説明して有ります。