「グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)」の感想

田鰻
田鰻
 
良い点
同性愛者云々は国王であるリュカさんが寛容ですので、その影響は市民にも浸透しやすかったようですね。
読んでてほっこりしました。
 
悪い点
今回も感動しましたが、一瞬私にウルフ宰相が乗り移って「馬鹿か貴様は?」と言ってました。
 
コメント
最初の「マリー&ピエッサ」で盛大に吹き出し、以降は本人達の思惑はさておき、マリーさんの評判がとんでもないことになっているのを知り、終始ニヤけながら読み進めました。
歌詞が良くて、しかも作詞作曲が誰ってことになるかと思ってたら、やっぱりマリーさんなんですね。90年前後の曲って歌詞もメロディも秀逸な曲が多いからなあ。
で、歌唱力に触れられてないわけで、これは将来、カバーされた方が流行るんじゃないでしょうか。もしくは「ピエッサの方が上手い!」とか。
また、えくすとらの初期に出てきた「MID45」とかぶったりしないかも気になります。ダンスグループと歌姫という住み分けができているのかな?

そしてこれは、国王陛下夫妻の娘である件、ましてや前世の記憶がある件、誰にもバレちゃダメなパターンですね。でも、ウルフ宰相の彼女ってことはメイドを通じてバレちゃうのじゃないかしらん…。
まあ、あれだけ王族っぽくない人だと国王の娘だなんて信じる人は少ないかな。

何だかんだ言って、結局周りに助けてもらいながら、やっていけそうな気がしてきました。ちょっとだけ。
ピアノを練習しているようですし、多少は成長出来る…のかな?でもあの調子じゃ、誰かに教えてもらうというのは受け入れないか。
 
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。

良い所に目を付けましたね。
そうなんです、誰も歌唱力には触れてないんです。
ワザとじゃ無いんでしょうけども、誰もそこに興味が行かないんですね。

それとMID45はリュカさんの趣味で作られた身内専用のグループなので、
一般の方々は知らなそうですよ。
城勤めの方が少し耳にしたくらいじゃないかなぁ……

前世の記憶はリュカさんも家族にしか言ってないので、マリーなんかは現状知ってない人には絶対に言わないんじゃないかな。
絶対言っちゃダメだと思うしね。
縁故については、皆さん何となく気が付いていく的な……
「あれぇ……もしかしてマリーって娘……王族なのかぁ? いや、引くわぁ~……だってあんなのが姫なんでしょ!? マジ引くわぁ~!」みたいな。
ウルフの彼女(妻?)なのも、そんな感じ。

因みにピアノの練習をしてるのは相方だけですよ。
だってマリーちゃんはボーカルですからね。
楽器なんて演奏出来なくたって問題ないと思ってますよ。