「エセ秀才の生残りを目指した悪足掻き」の感想


 
コメント
 今回、ラインハルトにとっての最大のダメージは、帝国の民衆に、「ラインハルト・フォン・ローエングラムは、勝つためなら、自国民を飢死にさせる作戦をも、平気で実行する人物である」という、『先入観』を植え付けてしまったことですね。
 後に、彼が帝国を支配する際の大きな障害となることは、想像に難くない。
 ラインハルトは、自身の作戦をこんな形で逆手に取られるとは、予測できなかった。彼が帝国の生まれで、マスコミの活用やプロパガンダ、といったものに疎かったからでしょうね。