「日向の兎」の感想

無機名
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コメント
サスケがヒジリと修行してた分、それなりに成長してるみたいですね。初見でフルボッコだったのに、リーの蹴りをガードするとは……。

久方ぶりに作者様の考察が入りながらのお話。面白かったです。確かに、いくら大国とは言え、木の葉が勝手に受験資格を剥奪などすれば、それこそ戦争の火種ですね。
そして最後の『最悪の結果になる(中略)無謀という』……ですねー。なんで、はたけサクモは中傷されたんだか……。

そういえば、サクラは全て自力回答だったけど、ヒナタもカンニングしてる描写なかった。
木の葉最強の二人:ナルトとサスケの奥方達は優秀ですね^^ 
作者からの返信
 
感想、ありがとうございます

基本的にサスケはヒジリという予測の権化のような相手から格上に対する戦闘を教えられているので、写輪眼の扱いとそれをどう活かすのかに関しては原作より上になっています

脅しとは言え、他国関連の忍の事を一介の試験官が独断で決めるというのは流石に無理だろうと思ったのでこうなりました

上に立つからにはリスクと損害を天秤にかけていかに損害を抑えるかと判断しなければならないのですが、原作だと資格の永久剥奪と試験の一年先送り、正解しても一次試験突破のみというリスクとリターンのまるで合わない条件なので、その条件を提示して100%安全はないとか言われてもなーと思ったのでこうなりました
また、里としての観点からしても基本的に戦争やら社会やらで結局のところ一番重要なのは人材ですからね。下忍の育成に貴重な上忍を何年かほぼ付きっ切りで教育させて、その内の選りすぐりが中忍になって、その更に選りすぐられたのが上忍、これだけ手間をかけた人材を複数人失うのと一回の任務の失敗を天秤にかければ言うまでもないでしょう。
サクモさんの受けた任務が失敗したら木の葉が滅ぶとか、忍界大戦が起こるとかだったらまだしも、失敗してもそこまで影響の与えない任務なのにそれを言われるのってどうなのという感じがします。なんというかあの辺りの時代の木の葉は旧日本軍的な価値観があったんじゃないかと思えますね

あの時点では当主の候補として外されていますが、木の葉の中でも1、2を争う名家の長女ですから教育面でも相当な扱いをされているだろうなというのが一つ。もう一つはヒナタの性格的にカンニングをするというのはあまり考えられませんし、サスケ達がカンニング試験と気付いた段階でナルトに見せられる、つまり正解だという確信がある状態にあったという事からカンニングじゃ流石にそんな速度で終わってないだろと踏んでこうなりました

そりゃ日向の長女(映画で更にとんでもない設定も追加)とごく平凡な家庭から生まれて千手一族の綱手を下手をすれば追い抜きかねない突然変異とも言えるサクラですからね(笑)