「銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません」の感想

tukiyomi
tukiyomi
 
コメント
更新お疲れ様です。

ヤンも又、目の前の少女が自分を嵌めた存在だとは想像もできないでしょうねえ。
ロボスやキャゼルヌをスカウトしている訳ですが、ロボスに対しては完全に嫌味ですよねえ。「お前今のままじゃ出世できないこと知っているんだよ」と。
満座の前で恥をかかされ、しかも自分の切り替えしにもどこ吹く風で対処されたわけですから、ロボスの怒り具合は半端じゃないですねえ。

ヤンに対してラインハルトの悪口を吹き込んだのは、原作でヤンがラインハルトに示した個人的好意を潰す為でもあるんでしょうねえ。
ヤンのラインハルトへの好意って、ラインハルトがしでかした数々の政治的信頼性のなさを考えると、そりゃ政治的忠誠心を疑われても文句言えんわレベルですからねえ。特に焦土戦術とヴェスターランドの一件では「自らの利益の為なら弱者を簡単に切り捨てる」ことを如実に示していますので、自由惑星同盟の理念を考えると到底受け入れる訳にはいかないんですが、ヤンが拘っていたのは「皇帝」という立場だけですから。

しかし、専制政治の悪口を言った瞬間「民主共和政でも同じでしょ」と切り返された辺り、ヤンも少しは考えて発言をしろよと。
ここで持論の「民衆は学ぶことができるんです」を言っても「貴方は自分の嫌いな政治家が失政をした時、反省をしますか? 自分はこいつを選んでいないのに何で自分達にまでとばっちりを受けるんだとは思いませんか?」と返されればどうするんだろ。原作でも民主共和政をどこか自分の都合のいいように解釈していたからなあ。ヤンは。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。

腹黒皇女は悪魔より酷い人物ですからね、自分の言葉一つで敵を落とし入れられるなら安いと考えてますから。

ロボスに関してはさっさとかかって来いや!ですしね。

ヤンしてみれば、専制政治の皇女が民主共和制の欠点を知っている時点で驚きでしょうしね。

更新頑張ります。