「皇太子殿下はご機嫌ななめ」の感想

雑兵I-13
雑兵I-13
 
良い点
帝国貴族の常識を考えれば、血統が良ければ、才能に反発が起こらず殿下協力させて下さいになりますね。英明な皇太子に改革の芽を摘んではならない、お前達の手で育て上げろと一言言われれば皇太子が死んでも、あの方に託された聖なる任務と、ラインハルトを上に担ぐ事になっても改革を推進するでしょう。
 
悪い点
皇帝の一人が男と駆け落ちして帝位を捨てた前例が有るので、恋愛関係で男でも良いと思わせると洒落じゃ済まない状況になります。
 
コメント
新しい権威を作る必要が無い分、改革がやり易い。改革が進み衰退から成長に向かいつつある帝国と、原作開始時の末期状態の同盟。この状況だと双方に根を張っている地球教の情報網が使えなくなった位では致命的になりませんね。
皇太子は麻薬製造と使用を禁じているだけで地球教自体は否定していません。全面的な禁教じゃないので地球教の健全化と改革を行えば信仰を公言出来るようになるかもしれない希望が帝国信者の暴発を抑える予防になっています。