「【ヒカ碁】孤独に耐え切れず死んだら12歳のあの日に逆行した件【TS】」の感想


 
良い点
ヒカルの碁は好きなので期待しています。

 
悪い点
TS、BLは嫌いなのであまり見たくないです。
ヒカルが強くなるのはいいと思いますがちょっと強すぎでは?
35歳ということは囲碁歴12年でサイを追い抜いたわけで
サイは2回分の人生を使って大差で負けているのはちょっとどうかなーと。まあ設定上ヒカルの才能が圧倒的としてもいいですけど、そうするとサイは才能で圧倒的に負けているわけでライバルとしては期待できないかなーと思う。
 
コメント
頑張ってください。 
作者からの返信
 
ご意見ご感想ありがとうございます!

まず佐為の強さに対してですが、現代に戻った直後の佐為の強さは北斗杯のヒカルと現代のルールで戦って負けるであろう強さと仮定しています。 理由としては強くなったヒカルを見た人たちが過去佐為の碁を見て同等だと認めている事と、現代のルールを知らないため「当時のルールだからこそ秀逸であるとされた」一手しか打てないということが上げられます。

これは、現代のルールに精通すれば解決してしまう問題なので、まず此処で佐為は大きく成長します。
また、碁は等しく才を分けた者が居ないと高みには至れないという発言が原作にありました。
この小説の設定では、今まで佐為は基本的に強者であり、生涯のライバルと言えるような相手は居なかったとしています。生前のライバルは性格最悪で頻繁には打てそうにも無い感じですし、秀作さんは最強と謳われていましたし、早死にしましたしね…。
つまり、今までライバルと切磋琢磨する経験が無かった佐為は一定より先に成長する機会に恵まれなかったわけであります(`・ω・´)キリッ!

原作のヒカルの成長力はちょっと尋常じゃ無いのですが、これは、佐為という最強の師匠に言動・思考・私生活・行った全ての対局を把握されつきっきりの指導をされるというありえないレベルの内弟子だったことと、ヒカルの才能が凄まじかったことが理由だと思われます。

本作では、言動思考私生活までは無理にしてもヒカルがそれに近いことを佐為にしようとするわけですからヒカル並の成長力を佐為に期待できるのではないかと思いますb

ヒカルは佐為と同じ理由で対等に打てる人が存在してくれるまでは強くなれないので、いつかは追いつけるのではないでしょうか?

原作では、佐為が千年もの間幽霊となっていたのはヒカルに塔矢先生との対局を見せるためだったとされています。また、塔矢アキラ君はヒカルの成長を助けるために存在するかのようだという言葉もありました。
でもって、原作にある「囲碁の神様は孤独だ、対等に打てる相手が居ないから」「だからこそ人は神の一手を目指すのだ」というような言葉を上記のことと照らし合わせると、ヒカルが神の一手を極めるために碁の神様があらゆるお膳立てをしたという考え方もできちゃうわけです。

ヒカルにはアキラというライバルもいたわけで、切磋琢磨して強くなることができたので、そんな摂理を捻じ曲げる程の才能ならこれくらい強くなってもいいんじゃないかな~ということでこの小説のヒカルは最強です。

佐為さんも実力は神にヒカルの師匠として選ばれる程ですから恐らく歴代最強なのだと解釈すると才能も尋常ではないでしょう。作中でも格下と戦っただけで凄い成長力を見せていますし。

きっと彼ならやってくれる……私は彼の才能を信じます!(何

また、囲碁は大人と子どもが対等とあります。
長年やっていてもヒカルのような子どもにあっさり負けてしまうということで、年月は無影響というわけではありませんが、そこまで重要ではないのかも知れません……大切なのは発想と感覚ということで><d

補足としては……65目差はそれほど大差ではなかったりします。プロの戦いでは大差ですが、本当に圧倒的な実力差があれば、200目差以上普通に付きます。
佐為さんは、ヒカルとの対局の中だけで成長し、本来100目以上の差が付くところを縮めたということで65目差という形になりました。

TS・BLの事は残念ながらそういう作品なのでご勘弁くださいませ><;;;;
タイトルにも登録タグにもその旨はベタベタ貼りましたし、これからそういうところを全面に出していきたい(願望)と思っていますので、この二つが苦手ですと、この小説を読むことは苦痛になってしまうかもしれません……orz

長々と済みませんでしたー;;;
ヒカ碁愛故についつい熱く語ってしまいました;;;
原作の個人的解釈を無駄に熱く語っちゃう人な上に長文厨なものでorz

原作が名作故だとは思いますがTS・BLが苦手なのに本作をのぞいて頂けて嬉しかったです!
応援ありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ